木村拓也コーチの追悼試合の様相を体したこの試合。
読売の選手全員と金本、新井が喪章をつけてプレーした。

久保は打たれながらも６回を３失点。
３回の小笠原の１発が悔やまれる。
ラミレス、高橋由は完璧に抑えたのに。

打線は西村健をまったく打てず、凡打の山を築く。
７回までわずか３安打。まったく点が取れる気配がない。
手も足も出ない相手をそんなに作ってどうする。
もっと工夫するとか、足でかき回すとか…足はないか。

西村健を打てないのならと後ろのピッチャーを攻めるが、それも攻めきれず。
８回、ブラゼルのヒットの後、矢野が今季初ヒットでチャンスを広げるも後続が続かず。
最終回も金本、新井が連続四球で出塁するものの、城島が内野ゴロ、桧山が三振でゲームセット。

完封負けとはいっても一方的な試合ではない。
ワンチャンスさえ掴んでいたらどうなっていたかわからない。
この試合に挑む気持ちの差で負けたように思う。

スタンリッジが入団。
フォッサムがダメだからと言って、取っ換え引っ換え外国人選手を取ってどうする。
日本での実績を重視するなら、最初からそんな選手を連れてくればいいのに。

ロッテ川崎雄介を金銭トレードで獲得。
左の中継ぎが手薄なのでこれは納得。

小嶋の１軍昇格に伴ない、狩野がファーム落ち。
実戦機会を与えるための措置らしいけど、捕手２人体制にすると矢野の出場機会も減るやん。
初ヒットが出て、さあこれから右の代打の切り札として活躍してくれと思ってた矢先なのに。
矢野を代打で使うのなら、清水あたりを上げないと。

BBM2009 阪神タイガース SHINING STAR No.TS4 矢野輝弘