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テーマ:クラシックバレエ(511)
カテゴリ:板に付く
2022/03/20/日曜日/曇りときどき晴
上野水香さんのボレロ以来、久しぶりのバレエを堪能。 Kバレエを観るのは初めて、わくわく。 実は飯島望未の舞台目当てだったのだけど、どうしても日程が合わず、吉田早織さん、堀内将平さんの配役で。 でも予想を遥かに上回る吉田さんのジュリエットだった。そもそもシェイクスピア原作ではジュリエットは14歳.ロミオは17歳の設定のはず。 恋にのぼせて一途に生き急ぐ、そんな14歳の弾むようなジュリエットの造形が素晴らしかった。 バレエというよりはバレエ演劇、みたいな。踊るだけでは足りずその人物になりきる演技力が必要で、ダンサーの個性も大切になる。そんな点からは優れた配役だと感じた。 恋に焦がれて鳴く蝉よりも鳴かぬ蛍が身を焦がす、なんていう都々逸もあったげな。台詞無しで肉体表現だけ、とはいえそこは音楽が大変雄弁なのだと思う。 ロミオの堀内さんもロミオを内在化させていた。友人役、金瑛輝と石橋獎也のダンスも軸がしっかりして、また当時の時代を彷彿とさせるような表現演出など垣間見えよかった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2022.03.21 20:57:28
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