むかーし、
アブラカタブラ、って、唄ってたバンドが、いたなあ。
なんていうんだっけなあ。
…なんてことを意味もなく思いながら、片腹を押さえる私でした。
正確にはハラじゃなくてアバラなんですが、その説明の前に、私は元気です。
元気です元気です。生きてます。生きてますよ~!
…と、これは一部の友人に向けて言わせてもらいました。
いくらなんでも「生きてたんですね」っていう感想はオーバーだと思うが、ほんとにそう言ってきた人がいたんです。
いやすみませんほんとに。元気元気もう元気。
先日は2カ月ぶりくらいでMiyabiさんとCさんに会い、「あ~っ!」と驚かれ
(生きてたから驚かれた訳じゃない。偶然会ったからです)、
元気そうになった~、と喜ばれた。
Cさんには「この辺(と言って頬をさす)も戻ってきたし」と言われた。
いや、その辺は戻らなくてもいいんですが…というか
その辺はいつでも膨らんでる気がするんですが、
それでも、「この前会ったときはなんだかげっそりしてた」そうである。
そうかそうだったんだ、
しかもあの日は葬儀前だったしね…
心配してもらえるということは、ありがたいことであります。嬉しいことです。
だからって、また心配させようとしたのではなく、、
元気と言われて、いい気になったわけでもないんだが…
アバラが折れた。![失恋 失恋](//plaza.jp.rakuten-static.com/img/user/emoji/h265.gif)
正確には、折れていた。
だからカタハラを押さえている訳です。
アバラと言ってもいちばん下の方なので、ほとんど横腹なんだけどね。
カタハラ痛い。
むかーし(またかよ)、『ベルサイユのばら』を読んだときに、
オスカルさまがどっかのパーティで、嫌味な貴族を相手に
「こちらもカタハラ痛いわ」
――と笑う場面があり、
子供だった私はその意味がわからなかった。
今はわかるのだが、今はそういう話ではない。
だがまあ、とにかく、笑ってしまいましたね、やっぱり。
アバラ骨というのが折れやすい部分というのは知ってた(父も折った)し、
骨折というのが実はすぐ分からない場合もあるのも知っていた(甥っ子2名とも、
最初に行った医者ではレントゲンでもわからず、あとから判明したのである)。
古武術介護の講座を受けたときにも、
後ろ側からいわば羽交い締めする状態で寝たきりの人を起こす際、
下手するとアバラを折ってしまいます、と聞かされた。
なるほど… と納得する、今の私である。
原因は何となくわかるのだが、申し訳ないから伏せる。
念のため言っておくと、羽交い締めされたのではありません。
しかし笑っちゃうわな~ いや笑うと痛いので、
シニカルに唇を曲げるだけにしとかないといけないんですが。
捻挫の経験はあるけど骨折は初めてだ。
余計な骨が発見された(ほんとだよ)ことはあるが、
折れた骨が発見されたのは初めてだ。
笑った。
日大相撲部かアメフト選手みたいなお医者さんが、
「内臓に出血があるとか、傷がついているとか…」
(ここで言葉を切ると一瞬不安を招くが)
「…ことはないです」とおっしゃった。
まあ2週間から4週間は痛みが続くでしょう、と。
あんまり体は動かさないほうがいいんでしょうか?と訊くと
「まあ、そのほうがいいですね。…K高校(思いがけず、私の母校の名だった。
もしかして先生もか?)のアメフト部のキャプテンで、
骨折したのに試合出たというのはいましたけど。
ま、普通は、やめた方がいいですね」
と先生は言い、
「いいですね、若いって」
と言い添えた。
…ほんとに。
若くない私は、しばらくは静かにしているつもりであります。
Rajさんはいつも「肋骨IN! 肋骨イン! ナカ、ナッカ、肋骨ナカ! 肋骨入れて!」と言ってるが、
うーん、こうやって入れても、ね…
ほんとはMiyabiさんに久方ぶりで会ったので、
そこからインドでMiyabiさん登場のところへ戻るつもりだったのだが、
ついニュースフラッシュ状態にしてしまった。
Miyabiさんは変わらずお元気であった。
さらにパワーアップしていた気がする。インドの力か。
うーん、私にインドの力は注入されたのか…?
アブラカタブラ。