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カテゴリ:コンビニエンスストア
さて今度は実地研修となるわけですが、
その前に、 ブログタイトルを“ コンビニ経営の裏話(秘話?)”から “ コンビニ開業物語 ”に変更させていただきました。 変更の特別な理由はないのですが、 私がコンビニを開業する前から・・・開業中・・・現在に至る いろんなエピソードやお話をしたいと思うと、 ひとつの物語になると思いまして、変更させていただきました。 あしからず・・・ご報告まで ということで、本題に入ります。 さて2週間程度の缶詰研修が終わり、いよいよ実店舗での研修となりました。 机上の研修最終日には、テストがありました。 そのテストの点数と実店舗での点数で80点くらいだったか? その点数が取れなければオープンのOKが出ないとのこと。 私とすれば、契約をして、借入もして返済開始日まで決定しているので、 遅れるわけにはいきません。 机上の研修最終テストも真剣モードでした。 今から思えば半分脅しのようなものだったと思います。 東京で研修した仲間たちは、総勢30~40名でしたでしょうか? はっきりは覚えてませんがそのくらいです。 で、店舗へ実地研修というわけで、数人ずついろんな店舗へ別れて行くんです。 研修生を受け入れる店舗を決めてあるらしく、毎回その店舗で行われるようでした。 私達夫婦が行ったのは、神奈川県のとある中学校のちかくのベッドタウンにある 店舗でした。 店舗では清掃から始まり、接客(レジ)、発注、清算、などを順番に覚えていきました。 店舗内のオペレーションは、すべてマニュアルにそって覚えるので、 アルバイトさんに教えるようなことから教えられました。 トイレ掃除や窓拭き、床磨きなどありとあらゆる清掃を体験しました。 自分の家や会社の清掃もあまりしたことがなかったので、清掃自体が とても新鮮で、汗をかきながら知らず知らずのうちに、真剣になって いました。 ただ、ひとつ心配はありました。 おなかの大きい妻は、機敏には動けませんし、重いものもNGです。 まして、毎日仕事中におなかを蹴るらしく(おなかにいる子がですよ・・・) 私としては気が気ではありません。 清掃にしろレジへ走るにしろ、妻だけはゆっくりとさせてもらったものです。 ところで、その店舗で私達夫婦と一緒に研修となったのは、ある県から きた3人組でした。 彼ら(男2名、女1名)は、ある会社の社員で、会社としてもう数店の経営 をしていて、そこのスタッフだということでした。 私達夫婦と違って、実際に店舗の経験がある3人だったので、とても助かりました。 最初の数日は、店舗にも教育係の本部社員がべったりとついて、それこそ 手取り足取り教えてもらいました。 でも慣れてくると、教育する(トレーナーと呼んでいたように思いますが・・・) トレーナーが、前に話した経験者(現役)3人組に私達夫婦のことをある程度 まかせていました。 私達夫婦とは10歳くらい年齢差があったと思います。 でも、とてもしっかりしていて人間味のある優しい若者たちでした。 店舗での研修の終盤には、みんなで打ち上げではないですが、お酒を飲みにも行きました。 彼らは東京近郊からで、この研修の目的は彼らの社内における昇進のためみたいでした。 店長となるのか、マネージャー的仕事につくのか、そのための研修参加なので、 あまり緊張感もなく、そのおかげで私達もあまり緊張感がなく?(笑)と言うか 不必要に変な緊張もせず、自然体に近いあたちで過ごすことができました。 そうこうしているうちに、店舗での研修最終日となりました。 研修としては大きく分けると、 レジ・接客 清掃全般 発注(減った商品の注文)業務 清算(1日の売上を確定させる)業務 というような業務です。 それで最終的には、また店舗での研修に対して机上のテストがありました。 それと実地なので、レジ操作と清算をするのにつかうストア用のコンピューターを 使っての操作の実地テストがありました。 最終的には、やはり未経験の妻だけが再試験となり、一人だけ居残りで再研修という かわいそうな状況となりました。 それでもなんとか全員が研修の終了証をいただいて、帰路についたわけです。 約1ヶ月弱の研修が終わり、一路子供のいる我が家へ早く帰りたいと思う私達でした。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008年01月19日 03時33分26秒
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