届かない栄冠(トヨタTS010)
なんか、気がつけばアッちゅー間に1カ月が過ぎちゃって、もう鬼は外の時期である。どーにもこーにも体調悪くて、まあトシなんだが、夜ムリがきかなくなってな。連日ずるずるべったりな感じで、このネタだってテをつけてから既に2週間になんなんとしてるわけで(^^ゞまあ「プライベートでもレースでも、無理強いして出来ることはひとつもない」とシューマッハも云ってるし、しばらくは半強制的に早寝早起きを実践っちゅーことだな。 とゆーわけで、ネタも停滞気味だが、このモデル自体の開発も考えてみたら予約したのはおよそ11ヶ月も前のハナシで。待ってる間にエブロがエンジン付きで先出ししやがるし(まあ、そっちの問題で発売をずらしたってのがホントのところかも知れんがね)ホントに出るのか?と結構ヤキモキしたわな。hpiレーシング1/43 トヨタTS010#33 関谷正徳 / ピエール=アンリ・ラファネル / ケネス・アチソン 1980年台半ばに始まったトヨタのルマンチャレンジで、初めて世界と互角に戦えたマシンだが、外注設計っちゅーところがいかにも丸投げトヨタらしい(笑)なんたってTS010のTSは設計者トニー・サウスゲートのTSなんじゃねーのと揶揄されたくらいそれまでのトヨタCカーとはかけ離れてる、つかミッシングリンクとかオーパーツとかカンケーないくらい進化の道が別系統。だから速い。 けど、レースの流れ・アヤみたいなものを掴みきれずに総合2位に終わる。こーゆーチャンスっつーか何とかの前髪みたいなもんは、一度掴み損ねると結局そこが唯一のチャンスだったってなことは往々にしてあるハナシで、プジョーへのリベンジを誓って臨んだ翌年は優勝どころかプジョー表彰台独占で4位が精一杯、の返り討ちにあうハメに。hpiレーシング1/43 トヨタTS010#36 関谷正徳 / 鈴木利男 / エディ・アーバイン 表彰台に登った#33カシオ号よりも赤白デンソーカラーのほうが何となく落ち着きがいい。実車は#33と#36では内部的にはあれこれと新規設計に入れ替えたTS010だけど、パッと見的には実車もミニカーも後輪カバー(スパッツ)の有無。ジャガーやニッサンはわりかしスパッツ党で、ザウバーメルセデスやポルシェはオープン党やね。最終的にはスパッツは駆逐されたわけだから、あまりよろしくないデバイスだったとゆーことなんだろか。シロート目にはリアまわりの空力的にはよさげだけども、スパッツのせいでリアブレーキの熱こもりとか不利な感じだもんねえ。 こうして並べてみると、事前に待ちに待ったのは#33号車だったけど、今は#36号車がいー感じ。2007年にアラン・マクニッシュに破られるまでの14年間、サルテのファステストラップレコードホルダー(byアーバイン)だったわけだしね。