|
カテゴリ:お笑い その他
早番。
年末なので営業時間が短く、開店も遅い。 お客なんかほとんどいないし、とてもヒマ。することがないのに仕事に専念するほど人間ができていないので、ネットを徘徊したりしてやりすごす。 昼食。吉野家、牛丼。 仕事中にネット、あれこれ。 ◆マキタスポーツのブログ。エントリー名が「紳助くん」だったので見逃していたが、「M-1」の感想だったのだな。 「発起人島田紳助は、お笑いにとって「新しい笑い」が有効であるという思想の人だ。自分もお笑いが劇的に進化した「マンザイブーム」の立役者であり、また、ダウンタウンという新しい笑いを発見した張本人として、漫才という方法の可能性を掘り下げ、広げることを善とした人である。」 「本来的には「新しい笑い」が善という思想などない。」「そこはでっち上げなのである。古かろうが新しかろうが面白ければいい。」「しかし、あたかも新しきことが善いとされるイメージは喧伝された。」 「番組冒頭「ダメ出しはしない」と言っておきながら、「オードリーは好みじゃない」とか言って相場を揺さぶったり。また、そうすることでオードリーに出掛かった勢いに水を差して、敗者復活からのアドバンテージを0にして公正化させ、ノンスタイルの価値を吊り上げたり。凄い。村上ファンドか。」「自分の発言がどこまでインサイダー取引に引っかかるかわかっているのだろうか。」 「つまり、M-1は紳助のものなのである。加点法にして評価するか、減点法にして評価するかも紳助の揮うタクティクスにかかっているのだ。」「よって、ギリギリまで公平にはしてはあっても最終的には紳助と松本人志の判子のないものは認められにくい場になっている。これでは都市伝説化したヤオガチ論が収まるわけはない。」 「M-1」後、紳助に批判的なブログの大半は、どこかとりみだした調子で幼稚な、読むに値するレベルに達していないものばかりのように感じたが、マキタスポーツのこれは迫力がある。現役の“お笑い芸人”がここまで書くリスクを充分に意識したうえでの、じつに骨っぽい、腹の据わった批判ではないか。抑制されたなかにも、現役の“お笑い芸人”だからこそ感じるであろう生々しい苛立ちが垣間見える。 ◆マキタも寄稿している「splash!!」編集長、遠藤敏文執筆の日経トレンディネットの記事。媒体のマジメさはあるけれども、ほぼ同感。 「各コンビとも例年以上にネタの完成度が高い印象だったものの、突出して「これだ!」という決め手に欠ける大会でもあった。」 「突出したコンビがいないとなると、どうしても浮上してくるのは安定感のあるオーソドックスなスタイルのコンビとなる。仮に変化球漫才師と直球漫才師が同等の技術力を持っていた場合、おそらく票が流れ込むのは万人に好まれやすい直球漫才師だ。変化球漫才師は、通常の場合どうしても好き嫌いがわかれやすい。」 「「好き嫌い」の感情論を凌駕(りょうが)してねじ伏せるだけのスタイルを持ったコンビが現れるまでは、しばらく保守本流の時代が続くかもしれない。」 「東京ブックナビ」、「創」、購入。 「創」1月号。10月のイベントのレポートなど。 ロフトプラスワンで買うつもりだったが、買えなかったので、結局、ここで。 「東京ブックナビ」。 ブックナビとはなんの関係があるのかさっぱりわからない、康芳夫インタビューが掲載されているので思わず買ってしまった。 その他、岡田利規、前田司郎らのコラムも。 帰宅。 今年もHDD残量確保に翻弄される年の瀬。 まったくもう、元旦のフジテレビは本当にありがた迷惑というか、加減というものを知らないのか。すべてを録画するほうの身になって欲しいと思います。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[お笑い その他] カテゴリの最新記事
|