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バス停地名学のすすめ

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2008.08.25
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カテゴリ:葛飾区
(前回からのつづき)

以前、葛飾区内の図書館で往時の西井堀の様子を記録した文献を見た際、巽橋交差点には橋の遺構が残されているという記述に目が止まった記憶があったので、今回はそれを実地で確認することを楽しみにしていましたが、交差点は昨年秋に完成した立体交差化工事により、数年前とは大きく景観が変わってしまったようです。これでは橋の遺構も消滅したかと思いましたが、交差点から下流側の流路跡を見ると、コンクリート製の親柱と欄干が、現在も車止めの役割を果たすようにして、道路中央に健在である姿が目に飛び込んできました。親柱には、銘板も嵌め込まれたままであり、ここに水の流れと橋とが存在したことを後世に伝えるものとしては、この上なく貴重な有形の記憶といえるでしょう。

交差点から上流側の流路跡となる道路は、西井堀せせらぎパークとして整備されています。いわゆる親水公園のスタイルで、じゃぶじゃぶと水しぶきをあげて遊ぶ子供の姿も多く見られます。

しばらく歩いていくと、左手に西井堀橋児童遊園と名付けられた小さな公園があります。由来を記した説明板によれば、この場所には昭和8年頃に、白御影石の支柱と鉄製の欄干を持った西井堀橋が架けられていたとのこと。失われた川や橋の名が、こうしてさりげなく残されている姿は、私のような散歩者には嬉しい光景です。

交差点まで戻り、今度は下流側の流路跡を歩いてみます。すぐに新小岩駅北側の駐輪場にぶつかりますが、ここにも西井堀駐輪場という看板が目に入りました。流路跡は、その先で総武線の線路にぶつかっています。地図で確認すると、線路を越えれば荒川がもう間近のようです。

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最終更新日  2008.08.26 00:16:15
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