グランドキャニオンのロッジ('16初夏アメリカ旅行記 15)
マーサポイントでグランドキャニオンの景色を楽しんだ後、予約していたロッジ、Yavapai Lodgeにチェックインしに行った。国立公園内にあるYavapai Lodgeチェックイン等の手続きをするのはマーケットプラザにあるこちらの建屋で。宿泊棟は広い敷地に点在しているので、マーケットプラザの駐車場に車を停めたら荷物は出さずに手ぶらで手続きに行く。予約していたのは新しいほうのイーストエリア。チェックイン時に聞かれたのは、「2階でもいいか?」ということ。宿泊棟は低層で、2階の場合階段のみなので、スーツケースを持って階段が無理な場合は1階をリクエストにあげておくほうがいいだろう。リクエストが通るかどうかは時の運。うちは男手があったので2階でOKした。チェックイン完了後、敷地内の地図をもらって車で移動する。カートで送ってくれるなどのサービスはないので、車がない場合はかなり大変そうだ。公園内巡回バスは走っているけれど、ロッジの敷地内に停留所が多くあるわけではないので、荷物を持っての移動は難儀しそう。レンタカーじゃない場合はここに泊るのは避けたほうがいいだろう。それと、暗くなってからの到着も避けたほうがいい。真っ暗になってしまい、案内板が親切ではないので、車でも自分の棟に行き着くのに苦労しそうだ。アサインされたのはマーケットプラザから一番近い棟だった。 ラッキー!階段は緩やか。飛行機で〈HEAVY〉のタグがつくほどじゃないなら、それほど大変な階段ではない。(でも、旅先でのぎっくり腰には注意よね)建物外観から想像したよりも部屋はイケてる。清潔で落ち着く内装のお部屋。キングベッドは大きい。客室内は普通のホテルと同じで快適に過ごせた。バスルームはバスタブ付きシャンプー類は頑丈に拘束されている(笑)洗面台のソープも同じく(爆)〈GRAND CANYON〉という銘柄なので、記念に持って帰られちゃうのかしら。窓の外にはふつうに野生動物がいる。奈良公園の鹿よりかなり大きな鹿がうろうろしていた。マーケットプラザから近い棟で「ラッキー!」と思った理由は、客室内はネットが使えず、受付棟にしかWi-Fi環境がないから。ダンナが昼寝して暇になったら、スマホ片手に受付棟に行き、ついでにすぐ横にあるスーパーを見に行ったりした。夜の受付棟星が降ってきそうなくらい空一面に煌めいて幻想的だった。宿泊プランには朝食が含まれていて、受付棟にあるレストランで食べた。プランに含まれるメニューは1種類で、フルーツ・ヨーグルトのみ選択。私はフルーツを選んだ。卵とイモの量がはんぱな〜い。ラスベガスまでの長距離移動日なのでしっかりと食べた。受付棟のあるマーケットプラザには、その名のとおりマーケットがある。何でもそろうスーパーで、サンドイッチ類のデリのコーナーもある。部屋で食べられるものが多くあり、スペアリブやローストチキンが小分けの袋に入ってウォーマーで温められていた。サラダも充実していたので、このスーパーのもので部屋食して十分に過ごせる。特にウォーマーを使っているのはいい。お部屋に持って帰って温かいものを食べられるのは幸せだ。ビューポイント横にある立地ではないので、絶景ポイントまで車かバスで移動しないといけないのがマイナスポイント。それゆえ国立公園内では予約が比較的取りやすいロッジだ。 Yavapai Lodge 11 Yavapai Lodge Rd, Grand Canyon Village, AZ 86023