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2019.08.15
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テーマ:読書(8206)
カテゴリ:【読書】未分類
~これまでのログ~
1月に読んだ本
2月に読んだ本
3月に読んだ本①
3月に読んだ本②
3月に読んだ本③
4月に読んだ本
5月に読んだ本
6月に読んだ本
7月に読んだ本①
7月に読んだ本②

に続き、8月前半に読んだ本、12冊。
毎回長くなって月ごとにまとめるのが大変なので、ここらでいったん〆てみる試み。


夫のちんぽが入らない [ こだま ]

小さな町。情報が筒抜けな監視社会。その閉塞感。
見目の良くない私に当たりの強い母。その束縛。
怒られないように。嫌われないように。ずっと、息をひそめていた。

北国の田舎から、大学進学のために出てきた「私」は、1人暮らしを始めたおんぼろ荘で、そこに暮らす先輩と出会う。
自由で、気まま。「私」とはまるで正反対。
けれど、探し続けていたピースがはまるように、2人はぴったり合った。

―――ただ一つの問題を除いて。

そして「私たち」は、兄妹のように生きていくことを決めた。
2人で寄り添って。見ないふりをして。



すごいタイトルをあちこちで目にしていて、気になっていた。
さすがに電車の中で読むのにカバーをかけた。

面白系あけすけエッセイだと思って読んだので、小説で驚いた。
そして、巻末まで読んで、これが自伝(私小説)であることに、また驚いた。
2014年5月に開催された「文学フリマ」で話題になり、書籍化されたという異色の本。

途中からは、教師となった「私」が学級崩壊に苦しむ様子がずっと続く。
そしてまた、「入らない」問題。

「いや、早よ病院行きいや」と思わなくもない。
けれど、個々人の問題については、人がとやかく言うことではないのだ、と思った。
その人には、その人だけの問題があり、それはその人だけのものであるのだ。
自分を基準に見ている世界を、「そうじゃない人もいる」「※ただし私に限る」と心に留めておくことは、大切。

特に子供がいる人の言説で、
「子供がいること、子供を産むこと」が「絶対善」や「人生の最大功績・最終目標」であるかのように語られると、私は逃げ出したくなる。
口が裂けてもそんなこと言いたくない。


“凍らせ野菜”で時短おかず 切って冷凍、ムダなく保存 (NHK「きょうの料理ビギナーズ」ABCブック 生活実用シリー) [ 庄司いずみ ]​​

「野菜を切って冷凍しておけば調理が楽だろうなあ」と思うも、肉や魚、パンの冷凍で冷凍庫がパンパン。
もう一つ冷凍庫が欲しいくらいだ。

今は、週に1回の宅配生協でほぼすべての買い物をまかなっていて、スーパーに週末行くか行かないかくらい。チラシも見ない。
必然的に冷凍が多くなる。
野菜は、宅配が届いたら葉物から使い、日持ちする根菜は後。
朝に切ってポリ袋へ入れて置き、冷蔵庫へ。
帰宅後は袋を破り、調理するだけ。

私は、「野菜を切る」行為がどーにも好きになれない。
ちゃんと料理を教わったこともないので、人参とかまき割りみたいに切ってるし。
ホットクックなどの自動調理器もあるけれど、そこの「時間」だけじゃなく、野菜をカットする「手間」と「時間」を大幅に短縮できる機械の方が欲しい。野菜カッター。上から入れて、切り方セットしたら一瞬で下からカット野菜になって出てくるみたいな。
(ネットで見たら2000円くらいであるやん…。どうなんやろ…。)


決定版! さよさんの「片づけ力」が身につくおうちレッスン [ 小西 紗代 ]​​

配線コードを隠すの、ひと手間だけど、一度やってしまえば埃もたまらず、見た目もきれい。
うち、そんなに配線ないけど…。


オリジン 上 [ ダン・ブラウン ]
​​
オリジン 下 [ ダン・ブラウン ]​​

ラングドンは、かつての教え子カーシュから、スペインのビルバオ・グッゲンハイム美術館に招かれていた。
今夜、彼はここで一大イベントを行う。
それはーーー彼がラングドンに密かに明かしたところによるとーーー人類最大の謎に対する答えだという。
そう、「我々はどこから来たのか、どこへ行くのか」という問いだ。



『ダ・ヴィンチ・コード』『天使と悪魔』などのラングドン教授シリーズ。
この教授の世界、なんかもう毎回やばい。
今回は、スペイン、ガウディ、ダーウィン、種の起源、AI。
カーシュが魅力的。スペインにも行きたくなった。

内容には、ほんとうに、欧米とのものすごい宗教的な背景の違いを感じる。
日本でこれを発表したところで、別にたいして問題にならないのではないかとも思う。
「人はどこから来たのか」という問題の答えに対する衝撃も、さほど大きくない。
「人がみな重力を信仰すれば、争いはなくなる」というカーシュの言葉を考える。
確かにそうだ。

自然界に現れる向日葵の種の配置のパターン。人間が作り出す楽譜のコード。
でもそれならーーーDNAコードはどうだろう?
それを作り出したのは「誰」―――「何」だろう?

ラストのAIは、最初から「そうかな」と思っていた通り。
宇宙の旅路線だよなあ。そうじゃないラストはないのか。
王たちの純愛は、「おお、そうくるか」となった。なんやそれ萌えてまうやろ。


罪の声 [ 塩田 武士 ]​​

引き出しの中から見つかったカセットテープ。
そこに録音された幼い日の自分の声。
ーーーそれは、30年以上前のギンガ萬堂事件で脅迫に使われた、子供の声だった。



森永グリコ事件を題材にした小説。
子供の声をもとに小説を組み立てているところが上手。
「親が事件にかかわっていたのではないか」と調べる子供と、昭和の大事件を記事にしようと追う記者。
構成が巧みで、手に汗握る展開。面白かった。
最後はちょっと拍子抜けしたし、インタビューに応じたら今の時代えらいことになるのでは?と心配になった。


ハケン飯友 僕と猫のおうちごはん (集英社オレンジ文庫) [ 椹野 道流 ]​​

新年早々、会社が倒産した。
消沈する足で、ふと近所の神社に賽銭をあげた。
仕事が見つかりますように。
それから―ー―気の置けない、一緒に飯を食えるような友達が欲しいです。
その晩、家に猫のような男が訪ねてきて…。



「最後の晩ごはん」シリーズの作者によるもの。
これもシリーズ化しそうな雰囲気。
この展開、BLなら確実にラブに発展するんだけどなー!!!(笑)


うちのしょうちゃん [ 目黒雅也 ]

剣道の先生とイラストレーターをしている作者による我が子の記録。
なんというか、きっちりしている人で、「べき」が強いなあと。
奥さまは教師とのこと。大変そうだ。


盤上の向日葵 [ 柚月裕子 ]​​

600万円する将棋の駒と埋められていた遺体。
誰が、なぜ、殺されたのか。
駒は、誰のものなのか。



将棋と言えば「3月のライオン」で、それを読んでいたのでわかりが早かった。
天才棋士と、彼の物語。
最後の最後でそれを出してきてタイトルに繋げるのはちょっとなあと思った。


旅ドロップ [ 江國 香織 ]​​

旅にまつわるエッセイ集。
一つ一つがすごく短い。
2016年から2019年にかけてJR九州の車内誌「Please プリーズ」に掲載されていたものが主。
書き下ろしのエッセイは、トーマス・クックの時刻表!(ヨーロッパ全土の列車の時刻表が載っている)
私もこれを片手に、ユーレイルパス(ヨーロッパ全域が基本乗り放題の乗車券)でヨーロッパを回っていました。
デンマークからドイツに行くとき、船のマークで同じこと思ったなあ。
列車ごと船に乗るんですよ!
また行きたいなあ。


女に生まれてモヤってる! [ 中野 信子 ]

ジェーン・スーの新刊ということで読んでみたら、妹から「この人面白いよ」と薦められていた中野信子さんとの対談だった。

この世界に不適合な自分が悪いのか?と思うとき、その仕組みを一度疑ってみてはどうだろう、という話。
「私が男でも、私が抱えている不具合は生じていただろうか?」
そのとおりなことも、そうじゃないものもある。

中野信子さんに興味がわいた。他の本も読んでみたい。

​​
バッグは、3つあればいい 迷いがなくなる「定数化」 [ おふみ ]

ミニマリストブロガー・おふみさんの本。
絵の描き方を変えたというか、うまくなりましたね。
「上手になろう、上手に描こう」と努力されてるのが伝わってくる。
一方で語調が統一されていないのが気になるけど。

私もしょっちゅう傘を忘れるので(買わないので濡れて帰る)、超軽量の折り畳み傘を常に携帯するようにしようかなあ…。

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今日は台風のため、保育園お休み。
私もあらかじめ休みにしていたので、今日は子供らとゆっくり過ごします。
ゆっくり…ゆっくり…な…。





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最終更新日  2019.08.15 11:07:16
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