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テーマ:読書(8206)
カテゴリ:【読書】未分類
2019.08.15「8月に読んだ本①」に続き、8月後半に読んだ本、9冊。
「目次があると内容が分かりやすいかな?」と思って目次を掲載してみる試み。 私の好きな文房具の秘密 [ 菅未里 ] 文具ソムリエールの菅未里さん。 「マツコの知らない世界」で知ってから、「この人ほんとうに文房具がすきなんだなあ」と思ってたんだけど。 文房具に対する愛が溢れてる。 以前、同様の海外の文具に関する秘話?を集めた本を読んだ時も面白かったけど、いつも使っている文房具にこんな秘話が!と知るのはたいへん楽しい。 アラビックヤマト(ヤマト) 勝間式超コントロール思考 [ 勝間和代 ] 「カツマー」ではないけれど、初期から勝間さんの本は読んでいる。 その時々で違う自分をプロデュースして売り出してくるのがすごい。 時短家事(メカ家事)、勝間さんの言うところの「ロジカル家事」とか。 HSP(ハイリーセンシティブパーソン)だとか、プライベートも、どんどん変わっていく感じが。 自分のやりたいことを追求して、妥協せず、アップデートしていく。 同じ自分、求められる「自分像」に甘んじない。 そして自分に厳しい。 「毎日数分単位でいいので徐々に自分の裁量権を広げていく」 という働き方についての言葉には考えさせられるものがある。 与えられたものをこなすだけ、の仕事をしていると、将来行き詰ると感じている。 (というか既に行き詰ってきている感がある。) 「年単位や10年単位で見たときには、驚くほど大幅に自分で仕事のコントロールができる状態まで持っていけるよう中長期戦で考えてください。」 復職した時に、違う仕事の担当になった。 それで、はじめは上司に一々お伺いを立てていた。 でも、「ここまで自分でやっていいのかな」と判断して、最終決定だけを上司にお願いするようにした。 恐る恐る、「これ、私がやる仕事の範囲を逸脱してるんじゃないのかな?」と思いながら、上司がお任せしてくれるのを良いことに、どんどん裁量を広げていったら、自分で出来ることが増えていった。 これ、めっちゃ嬉しい。 「自分は、大卒新規採用で入っていないし、産休育休もあって、年数だけ長くなって、何にもできない」 というのが悩みだったんですが、「ああ、私も出来ることがあるし、私には私の伸び方があるし、私の適所はこういうことなのか」と分かった。 待っているだけ、「私の権限はここまで」と引いていたら、気付かなかったこと。 「この意識を20代から持っているか否かで、30代、40代になったときの裁量権が驚くほど変わります。やりがいのある仕事を自分のイメージ通りに動かすことができるのですから、毎日の満足感が違います。」 もっと早く、このことに気づいていれば良かったなあ。 と思うと同時に、自分の裁量を広げていくことは「辛い」ことでもある。 どんどん仕事を取っていくと、良いように便利使いされ、仕事が山積みになって自分が苦しくなるのも事実。 今ここなんだよなあ。 このフェーズを抜けたら、もうひとつ成長できそうな気がするんだけど…。 「なんで私に言うわけ?!」と思ってしまう。毎日マジで切れちゃう5秒前。 序章 なぜ「超コントロール思考」が必要なのか 東大の先生!文系の私に超わかりやすく数学を教えてください! [ 西成 活裕 ] 先生の専門は数理物理学、渋滞学。 数学のテストで0点をとったライターが、先生にわかりやすく数学を習う本。 これ、中学生が読んだらどう思うんだろう。 もうこの1冊で中学数学終わっちゃうけど。 私、ものすごおおおおおおく数学が苦手でして。 ライターと同じように、高校の数学で0点を取りました。 数学や物理、化学にほんとうに興味がなくて。 授業中ずっと本を読んでいたから、まあ当然なんですけど。 「このままではいかん」と大学受験の時に用意した参考書は、この本みたいに対話形式のもの。 チャート式で挫折した私も、読み物部分がある参考書では内容を理解できました。 しかし、それは人による。 この本は、数学のできる夫からしたら「逆に分かりにくい」そうです。 (私もxを□で置くのは逆にわかりにくいと思った。) 何にせよ、私が言葉を愛するように、数学を愛する人がいて。 その人が推しを分かりやすく熱く語る、というのは非常に共感できるものだ。 ああ、好きなんだなあ。 1日目 なぜ、私たちは数学を勉強するのか 暮らしは今日も実験です 子どもと暮らす。母さんの工夫65 [ 本多 さおり ] 本田さおりさんのブログ「片付けたくなる部屋づくり」が好きで、夫婦で団地に暮らしておられた頃によく読んでいました。 その後、整理収納コンサルタントとして活躍され、2児の母となられ。 子供の年齢も3歳・1歳と同じなので、この本は参考になりました。 基本的な考え方のスタンスが似ているんだと思う。「暮らしは実験」に同感。 次の季節に着る服を入れておく「スタンバイ引き出し」は良いですね。 いつも、次のサイズが何枚あったか分からなくなって、買いすぎたり足りなかったりする。 寒くなったり熱くなったりも行ったり来たりだから、いきなり全部衣替えしちゃうと困るし。 1 住 呪いの言葉の解きかた [ 上西充子 ] 最近私は、こういう問題や事象に興味関心があるらしい。 論文的な本。あと漫画とドラマが好きなんだろうな。引用が多い(社会事象を反映しているから研究対象となるということもあるだろうけれど)。 本の中で、思想家 内田樹の言葉として紹介されていたのが、 「どのように答えても「誤答」になってしまう「答えのない問い」が相手から発せられた時の対処術は、問いの次数を一つ繰り上げる」。 その問いは、相手をここに縛り付けておくために発せられているだけ。 そこから逃れるためには、「なぜ、あなたは私をここに縛り付けようとするのか」。 twitterで「#呪いの言葉の解きかた」でそのケースごとの返し方があって面白い。 世の中にこうも、さまざまな呪いに満ちているのか。 第1章:呪いの言葉に縛られない 未来の年表2 人口 減少日本であなたに起きること (講談社現代新書) [ 河合 雅司 ] 一巻目ほどの衝撃や面白いことがなかった。 起きることはともかくとして、これから出来ることの提案がなあ…。 第1部 人口減少カタログ(あなたの住まいで起きることあなたの家族に起きること/あなたの仕事で起きること/あなたの暮らしに起きること/女性に起きること) 自分らしい働き方・育て方が見つかる 新・ワーママ入門 [ 堀江敦子 ] 著者は子供がいない。そのことについてたぶん色々言われてきたんだろうなと思う。 私には子供がいないけど、何千人もワーママを見てきたから分かります。 というようなくだりがあり、そういうことに言及しないといけないこと自体、ナンセンスだよな。 宇宙に行ったことがない人が宇宙を語るな!と言えば、宇宙飛行士しか宇宙を語れなくなるやん? そしたら宇宙飛行士、宇宙行かれへんようになるで? 宇宙に行ったことがない多くの人が、宇宙に行ける技術と環境を支えているわけで。 自分の3年後を描く付属のワークシートは役に立ちそう。 しかし独身の後輩への対し方として、「恋愛とか何でも相談乗るよ~という私も昔は独身だったアピール」&「自身の子育て環境を見せるために後輩を呼んでホームパーティ」が提言されていて、それはやめたほうが良いと思うの…。 第1章 両立不安神話から自由になる(「仕事と子育ての両立を完璧にしないといけない」/「母親のような子育てをしなければならない」 ほか) 家事は8割捨てていい [ 佐光紀子 ] 「パワー過炭酸」というのははじめて知った。 でも手に入れるのが今は取り扱いが少なくて大変そう。 やはり、洗濯ものをたたまず「かけるだけ」にするのは有用なのか。 押し入れにいれるラックハンガーを買おうか…。 「お母さんがなんでもやってあげる」じゃない環境で子供を育てたいなあ。 INTRODUCTION 手抜き家事じゃダメかしら? ほどほど快適生活百科 [ 群 ようこ ] 年齢を重ねて、自分がどうなっていくのか、興味があって。 60代の著者のエッセイ。読んでみて「へえ」と思う。 しかし年齢を抜きにして、著者と感性があまりあわないかも。 衣の章 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2019.09.04 08:27:05
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