本のタイトル・作者
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった・・・(7) (一迅社文庫アイリス) [ 山口悟(作家) ]
本の目次・あらすじ
晴れて魔法省・魔法道具研究室へ配属となったカタリナ。
荷物の配送に雑用と、公爵令嬢らしからぬ力仕事に精を出す日々。
ある日、ひょんなことから、魔力・魔法研究室のサイラス・ランチャスター部署長とお近づきになる。
『FORTUNE LOVER 2』の攻略対象である彼は、クールで仕事が出来る上司と思いきや、その仮面の下は意外な人物で…?
失われた光の魔法の書物探しも加わり、カタリナの社会人ライフが始まる!
引用
「どんなことになっても義姉さんが望む限り傍にいるよ。そもそも最初にそう言ったのは義姉さんの方だろう。僕が魔力をコントロールできず人を傷つけてしまっても、それでもずっと傍にいてくれるって言ってくれただろう」
感想
2021年読書:020冊目
おすすめ度:★★★
デューイに続き、サイラスも…。
『FORTUNE LOVER 2』の攻略対象は、マリアにラブになるんですね。
いや、いいんだけど!
1ではみんなカタリナカタリナ言っていて、破滅フラグが全然立たなかったもんな。
しかし2では、ストーリーラインがゲームのまま。
それはつまり、カタリナ破滅フラグが不可避だということなのか?
というドキドキ感を煽るから。
でも、2の攻略対象であるソラは、カタリナラブ。
同期で同部署で、ずっと一緒にいられて役得。
他のメンバーはどうしても登場が少なくなっちゃったもの。
今回は、ジオルド様とキースだけ絡んでいました。
(マリアは安定の「心の嫁」ポジション。魔法省入りを薦めたマリアの作戦勝ちだな~)
過去の話、ひきこもりの叔父…そしてラストで唐突に手に入れた闇の魔法。
これからどう進んでいくのか?楽しみ。
「はめふら」を読んでいると、カタリナに誰かを思いだすんだよなあ、と思っていたら、柳原望『お伽話を語ろう』の千沙姫だった。
まっすぐに、走っていく人。
これまでのレビュー
2020.12.21
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(1)
2020.12.23
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(2)
2021.01.04
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(3)
2021.01.25
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(4)
2021.01.27
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(5)
2021.02.17
乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…(6)
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