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2021.09.04
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テーマ:読書(8210)
カテゴリ:【読書】未分類

本のタイトル・作者



ドラゴン桜 超バカ読書 思考力↑表現力↑読解力↑の東大式99冊! [ 桜木建二 ]

本の目次・あらすじ


〈学ぶ目的を考える〉ための3冊
『動的平衡』福岡伸一
『君たちはどう生きるか』吉野源三郎
『論語』孔子

〈学ぶ方法を学ぶ〉ための3冊
『勉強の哲学』千葉雅也
『二つの文化と科学革命』C・P・スノー
『方法序説』デカルト

〈言葉を武器にする〉ための3冊
『具体と抽象』細谷 功
『日本文化私観』坂口安吾
『弁論術』アリストテレス

〈メンタルコントロール〉のための3冊
『手の倫理』伊藤亜紗
『笑い』ベルクソン
『風土』和辻哲郎

〈記憶力を高める〉ための3冊
『クオリアと人工意識』茂木健一郎
『徴候・記憶・外傷』中井久夫
『失われた時を求めて』プルースト

〈エディターシップを身につける〉ための3冊
『才能をひらく編集工学』安藤昭子
『エディターシップ』外山滋比古
『ホモ・ルーデンス』ホイジンガ

〈歴史をマスターする〉ための3冊
『歴史の終わり』フランシス・フクヤマ
『歴史とは何か』E・H・カー
『ニュー・アトランティス』ベーコン

〈読解力を強化する〉ための3冊
『論理トレーニング101題』野矢茂樹
『調べてみよう、書いてみよう』最相葉月
『レトリック感覚』佐藤信夫

〈要約力を強化する〉ための3冊
『ブルーピリオド』山口つばさ
『小僧の神様』志賀直哉
『枕草子』清少納言

〈集中力アップ〉のための3冊
『あなたの脳のしつけ方』中野信子
『皇帝の新しい心』ロジャー・ペンローズ
『生命とは何か』シュレーディンガー

〈「暗黙知」を獲得する〉ための3冊
『問いのデザイン』安斎勇樹&塩瀬隆之
『暗黙知の次元』マイケル・ポランニー
『オリエンタリズム』エドワード・W・サイードー

〈日本文化の特質を知る〉ための3冊
『日本文学史序説』加藤周一
『私の個人主義』夏目漱石
『うひ山ぶみ』本居宣長

〈リーガルマインドを身につける〉ための3冊
『法学を学ぶのはなぜ?』森田 果
『人権宣言集』高木八尺&末延三次&宮沢俊義 (編)
『法の精神』モンテスキュー

引用


だからオレは、何度だって強調してやる。
学べ!学べ!学べ!
それが人生を拓く唯一の方法だ。
つまり、学ぶことでバカな自分を脱して超えていき、次のステージへ進めということ。
(略)
本を読むこと。
ただそれだけでいい。


感想


2021年読書:181冊目
おすすめ度:★★★

10年前。偏差値30の龍山高校の再建を任され、東大合格者を出した弁護士・桜木建二。
しかし、中堅高校となった龍山高校は、東大合格者ゼロに。
そこで、桜木は東大専門コースを新設。
早瀬奈緒と天野晃一郎の2名を合格させるため、新たなツールを駆使し、合格を目指す!

…というわけで、マンガのストーリーを追いながら、本を紹介する内容。
本の内容紹介がダイジェストでされていて、これを読むだけでも楽しめる。
福岡伸一『動的平衡』の、「生命はエントロピー増大の法則に抗うため、先回りして自らを壊し、再構築し、動的平衡を生み出す」という内容、けっこう衝撃だった。

ドラゴン桜、昔のドラマしか知らない(し、ちゃんと見たことがない)のだけど、今のも面白そう。
マンガ読みたい。スタディサプリ推し。
「頑張る」という言葉はやめて、目的と手段を明確にする…というアドバイス良かった。

紹介されている本は古典が多く、高校生が実際に読むか?というと疑問。
読書の習慣がある人でないと(人であっても)読みやすくはないラインナップ。
読もうと思うと、かなり時間もかかりそう。
でも、高校生くらいがちょうどいいんですよね、背伸びして古典を読む時期だから。
受験生になると時間がなくなってしまうから、1・2年生くらいの時に読んでほしい。

私が『太陽がいっぱい』『異邦人』『アンネの日記』『燃えよ剣』といった本を読んでいったのは、高校生の頃。
カッコつけて読んでいたなあ、と今なら思う。
毎日3冊学校に本を持って行き、帰る頃には読み終えていた(ので、授業はまったく聞いていなかった)。
けれど今、その基礎体力が生きてるなと思う。
もっと体力つけないとな、とも。

社会人になると、古典を読むのがしんどくなる。
もっとこう、すーっと読めるものを心身が欲する。
かみ砕いてのみ込むのが辛くなる。
若くて体力がある時に、うんと古典を読んだ方がいいんだろう。
意味も分からなくても。

世の中には素晴らしい本がたくさんあり、私はその多くを読んだことがない。
そして読まずに死んでいく。
でも本はそこにある。残る。誰かが手に取れるように。必要とした時のために。
そのことに救われる。

なぜいつも本を読んでいるの?
と訊かれる。私はどう答えていいものか迷う。
そんなに本を読んで偉いね。
子供の頃から何度も言われた。私はきょとんと首を傾げる。

私にとって読書は、生きていくために必要なことだ。
食事をしなければ肉体を維持できないように。
本を読まなければ、言葉を食べなければ、私の精神は壊死してしまう。

先の福岡伸一『動的平衡』にあった細胞の話と同じだ。
「先回りして自らを壊し、再構築し、動的平衡を生み出す」

そのために私は本を読む。

これまでのレビュー


2019.10.28 樺沢紫苑『読んだら忘れない読書術 』
2019.11.14 齋藤 孝『本は読んだらすぐアウトプットする! 』
2020.02.29 学び効率が最大化するインプット大全 [ 樺沢紫苑 ]


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最終更新日  2021.09.04 00:00:15
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