本のタイトル・作者
狭い家でも「ゆとりある暮らし」は仕組みが9割 (単行本) [ みくろママ ]
本の目次・あらすじ
1章 今すぐ役立つ「空間の活用法」
「狭い家でも、子どもがいてもゆとり」は、「仕組み」が9割!
2章 心のゆとりを生み出す「時産家事」
「思い込み」を手放して家事の手間を劇的にカット!
3章 「持ちすぎない」から片づけがラク!
モノを絞り込んでスッキリ暮らす!「捨て方&収納ルール」
4章 子どもの能力を伸ばす!
ママにゆとり、子どもに自信!「お片づけ&お手伝い共育」
5章 「おうちのポスト」で提出物出し忘れ防止
家族6人分の書類だって問題なし!「みくろママ流書類管理」
感想
2021年読書:184冊目
おすすめ度:★★★
6人家族で、3DKの賃貸55平米。
す、すごすぎる…。
はじめ、「みろくママ」だと思っていて、「さぞ菩薩のような御仁であるのだろう」と思っていたら弥勒じゃなくてミクロだった(身長146センチから付けたそう)。
家の片付けだけじゃなく、家事や子どものお手伝いについても。
しっかし、何が凄いって、家族構成が
・夫婦
・長男 高校2年生
・長女 高校1年生
・次男 中学2年生
・三男 小学2年生
と、ティーンエイジャー真っ盛り、思春期の子どもが4人もいてですよ!
しかも性別が違う子もいてですよ!
・ダイニングキッチン
・リビング
・ファミリークローゼット兼洋室
・和室
で暮らしている…!
「ミニマリストじゃない」「モノ多いです」って書いてるんですが、いやいやいやいや!
少ないですよ。どんなに綺麗に収めようと、収納場所を工夫しようと、ひとりひとりのモノが少なくないと、収まらないよ。
あと子どもたちがすごく親のポリシーを理解しているんだろうな…?じゃないと出来ない。
小さい家や狭い家で少ないものでコンパクトに暮らしている人を見るのが好物なので、「はへー!」と興奮しながら読みました。
そこにはどんな工夫と知恵が詰まっているのかと。
著者はもともと家族3人で80平米の家に住んでいたけれど、過去13回に及ぶ引っ越しでコンパクトな家を選択したそう。
いいですね、「あえて選んだ狭い家」。
「家全体がフリースペース」という考え方、すてき。
学習スペースも、いろんなところに設けてあって、来年娘が小学生になる我が家も参考にさせてもらいたい。
私はいつもキッチンの片隅に置いた机(夫の両親が新婚時代に使っていたもの)でパソコンしたり勉強したりしている。
道具は都度、私スペース(押入)から持参。
夕食時は配膳台になるし、買ってきた物のちょい置きスペースにもなっている。
多目的に使いたいよね。
子どもにもコワーキングスペース的なリビングの使い方を提案したい。
フリーアドレス制オフィス。
ただ、自分が子どもの頃を思い返すと、1人部屋欲しかったよなあ…。
何なら今も欲しいもんな…。
好きなだけBLアニメをにやけながら見たいよ…。
押入も美しいし、ファミリークローゼットも綺麗。
やはり白で揃えるの大事だなあ。
視覚の圧迫感がないし、反射で広く明るく見える。
きっちりモノが収まっているのにギチギチじゃなくて、ゆとりがある。
箱の内側に「(戻してくれて)ありがとう」と貼ってあるの、ほっこりする。
いろんな家を見ていて思うんだ。
モノを減らせ、話はそれからだ。
収納が必要かな?新しい家具・収納用品を買おうかな?と思うときに立ち止まる。
まずは、減らす。そうすると、収まる。
あれ?じゃあ、必要ない。あるものでまかなえる。
今あるもので、十分だった。
環境が変わるとき、状況が変わるとき、ともすれば一気に買い揃えがち。
私でいうと、次は子どもの就学。
様子を見ながら、とりあえず工夫してみて、それから「増やす」か考えて。
その前に「減らす」ことで、解決できることって結構あることを、覚えておこう。
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