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2005.12.25
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カテゴリ:放送大学
ドイツの言語文化6課は19世紀のオーストリアの作家シュティフタ-の小説『ブリギッタ』の抜粋でした。

ブリギッタとは女性の名前です。彼女は容貌には恵まれませんでしたが
美しい目を持っていました。そして他の女性より強く無垢ででした。

なかなか求愛する男性が現れなかったのですが、ついにステファンという少佐がプロポーズをしてきます。彼は社交界の花形でもてましたから容貌の美しい女性より
心の美しい女性を探し求めていたのです。
少佐はブリギッタの内面的な美しさを人目で見抜いていたからです。

ブリギッタは少佐に条件をつけます。
「私は醜い事を知っているが故、誰よりもましてこの世で至高の愛を求める。』
結局二人は結婚し一子をもうけますが、ステファンはある時浮気をしてしまいます。ブリギッタは離婚を申し立て、承諾した少佐は子供も残して旅にでます。

15年後少佐は彼女の住んでいる近くに帰って来てよりを戻そうとします。
ある時ブリギッタの子供が狼の群れに襲われていた時少佐は自分を投げ出して
息子を救出します。

寝台に横たわるグスタフ(息子)の隣室で窓辺に立ち、涙ぐみながら
『私には子供が無い。』と心の空洞をつぶやくのを耳にしたブリギッタは
『シュテファン』と呼び二人は互いに15年のわだかまりを告白し合い自己の許しを請い永遠の愛を誓いなおします。

シュティフタ-のいいたい事は
『人間の内面的な美しさは穏やかな美であり、永続性のあるものである。また一時の人の過ちを許す心は神のように大切である。』

と成るのであろうか。
とにかく真面目な小説です。

一度図書館でも行って和訳を探して読んでみたくなりました。











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最終更新日  2005.12.26 00:14:43
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