やはり知っている人は知っているで、
「偽りの声明文」 (マーケットバンク 黒岩 泰)
2007/8/8 Daily E*TRADE EXPRESS
「お前はもう死んでいる!」とケンシロウに言われたら気をつけろ。既に秘孔を突かれており、数秒後に死ぬことは間違いないのだ。「いや、大丈夫だよ。ほらピンピンしてるし、痛くも痒くもない」と強がっていても何の意味もない。突然「ブフォッ」と言って血を吐き出すことになるのだ。
米FOMC後の声明文はそんなイメージであった。米サブプライムローン問題が深刻さを増しているにも関わらず、「そんなの大したコトではないですよ」と臭いものにフタをする感じで発せられた。それは髪を切って「カワイイ」と言われたことや、秘孔を突かれても「大丈夫だよ」と強がっている様子にも似ている。最終的には鏡を見て失望するのであり、また、「ブフォッ」と言って血を吐き出すことになるのだ。
今回の声明文は市場のセンチメントに配慮した「遠回しな言い方」であった。自らコトの重大さを吐露することによって、市場に劇的なショックを与えることを避けようとしたのである。その結果、米国株式相場は上昇した。
そして、その米国株の上昇を受けて、日本株も上がった。では、本当にその動きは正しいかったのか? 偽りの声明文で操られた株式相場を素直に信じて良いのか?
答えははっきりしている。とにかく現状を認識することである。米国は何を恐れているのか、中国は何を恐れているのか、そして日本は何を恐れているのか。その答えを探すことで、自ら歩むべき道が見つかるのだ。
市場に騙されてはいけない。氾濫する情報の中から有益なものをピックアップし、自分の役に立つ情報だけを取捨選択するのだ。アマノジャクと言われてもいい。大衆が儲かり続ける相場など存在しないのだ。
合成の誤謬を後押しするような、昨日のFOMCのコメント、
ココ最近の(いや以前からソーだが)IMFやポールソン財務長官、そしてFRBバーナンキのコメントは実態とかけ離れている、
(サブプライムローン問題)
もはや事態は秒読みに入っているのに、
相も変わらず、 「問題ない」の連呼、
結局、最後は、黒岩さん、そして松藤さんも言っているが、
自分で調べ、直観を磨き、大局観を持ってあたらないと痛い目にあう、
少なくとも新聞情報などで判断することは、それこそ昨日の合成の誤謬だろう、
で、NK225だが、NKミニで少しだけ売りました、
ヒマだからね、 少しは刺激がほしいところだ、