久しぶりですね、松藤さん、夏休み中の投稿で、
次に起こること
松藤民輔 2007年08月20日 06:01
サブプライム債は51まで記録にあるが、もはや誰も買わないこの債券価格は、ゼロに近いものになっている。世界の金融機関は、約30兆円償却しなければならないらしい。
米国金融恐慌は始まった。そして全世界、銀行株の暴落に始まることになった。ベアスターンとゴールドマンサックスが、その先頭を走っている。
ゴールドマンサックスは資本全体の25%をサブプライムにしていると言われていることから、全世界の市場でゴールドマンサックスや大手のインベストメントバンクを救うために、40兆円の資金が供給されたと考える。
世界に8000ほどある大手ヘッジファンド。その大半が20%から60%ほどの損を出している。そして全ての商品市場も下げ、原油も株式市場と同じ暴落の道を歩もうとしている。
次に起きることは、商品市場の暴落、それに伴うファンドの破綻、そして取り付け、銀行、不動産会社の倒産に至る道である。
7月に全世界の株式市場はその高値をつけた。この7月の高値トライを今一度見るかもしれない。下げすぎた市場は、政府の様々な緊急金融政策により安定するかに見える。その安定?が今一度株式市場を大暴騰させる可能性は高いし、それがこなければ次の大暴落は近い。
この安定は既に4.5%まで下げている短期金利を追いかけるように、FRBの公定歩合の下げにより始まる。この下げにより、今一度米国株、世界の株価は大反発を行い、9月中旬から10月にかけて再び大暴落のパターンを繰り返し始めることになる。
1694年に英国に中央銀行が創設された。この中央銀行の役割は、通貨の安定と市場の安定である。しかし、歴史は一度として中央銀行の思惑通り株式市場の大暴落を避けることは出来なかった。FRBが金利を下げる時、本当に大恐慌が始まることになる。
先週の記事によれば、
個人はFXで3.6兆円の損失とか、6兆円しかない元本のFXで60%が失われたわけだ、株式、投信、含めると個人の痛手はすさまじいものがある、とか、
あるシステムトレーダーは、
「先週の下げはあらゆるテクニカルポイントをぶち破っての下げだった」と、 つくづく、テクニカルって何なの、と思ってしまう、
早期退職したフランクさんの外国債券運用、
その成績、およびブログの記事は見るにしのびない、
結局、銘柄から離れられず、損切りもままならないーー、
あの保田くん、
昨日もメールが来ていた、「文句なく買いです」と、
正直、ノーコメントだ、
巷ではこれで収まったような記事をチラホラ見かける、
サブプライム問題、銀行巻き込まれておらず底は抜けない=前総務相(逆だろう、銀行が巻き込まれていないからこれからじゃないの、と、突っ込みを入れたくなるが、)
しかし、
暴落が始まったばかりであることを念頭に、静観がベスト、
下げ止まってから買いに入って十分おつりが来る、
ドーしてもサーフィンしたいなら今はデイトレで、
間違ってもオーバーナイトはしないこと、