Update(不安定の中の安定、追記)
米国/イスラエル/サウジが、気にしながら始めた、史上最大の空挺大演習、
Team Dover Kicks Off Historic C-5 Surge
何を気にしているかと言えば、こちら、
イスラエルとハマスが捕虜交換
2011年 10月 19日
【テルアビブ】イスラエルとパレスチナのイスラム原理主義組織ハマスは18日、前例のない捕虜交換を行った。
パレスチナ自治区ガザを実効支配するハマスは、5年間拉致していたイスラエル兵のギラド・シャリート曹長(25)を解放。
その引き換えに、イスラエルは囚人として拘束していたパレスチナ人477人 を釈放した。
477人の内、65人はハマスの凶悪テロリスト、
さらに550人の捕虜を今後2ヶ月以内に釈放、
合計、1027人を釈放する、と、
このニュースを見て、
個人的に考えてしまった、
--->これって、イスラエルの大失態??
Debkaで昨日、
解放されたばかりの彼を報じていたが、
受け入れのためのメディカルチェックを受けた時の彼は、
疲弊で青ざめており、
まともに受け答えができなかったとか、
*確かに5年4ヶ月の拘束は長い、
その翌日(今日)は、
ようやく、表情が戻ってきた、
もちろん、地元、エルサレムでは、トップニュース、
Schalit recuperating, returning to normal life
この解放を国民の88%が支持していると言う、
(この支持率見て、つくづく、すごい国だと思った、)
が、改めて、両国の解放比率を見なおすと、
イスラエル人:パレスチナ人=1:1027
これはイスラエルの敗北なのか?
パレスチナ側は、
大成功とほくそえんでいるらしい、
そりゃそーだろう、
捕虜一人で千人解放だ、
しかし、これ、よく考えると、(自分的には、)
ネタニヤフの大勝利ではないかと思えてきた、
なぜなら、
解放した数より、
発したメッセージの方がはるかに大きいからだ、
他でもない、
世界には、イスラエル人の価値を、
国内には、国民を守るイスラエル政府を、
しっかりと知らしめてしまったし、
結果は、そのうち、現れてくるだろう、
更新日時 2011年10月20日 0時7分28秒
追記)
こちらのコメント拝見して、
イスラエル兵士とパレスチナ逮捕者の交換
2011年10月17日 15:28
ネタニヤフにとっては、パレスチナ側が政治的に動くよりも、ロケット攻撃でもなんでもよいから突っ張ってくれているほうが軍事的に御しやすいし、また国際政治的にも立場を正当化しやすいということが言えませんか?
ナルホド、
不安定の中の安定を是としてきたイスラエルにとっては、
これは一理ある、
米国だって、まんざらでもないだろうし、
http://4.bp.blogspot.com/_cQns-qO1Pks/TD_R25eA1lI/AAAAAAAAAwI/e_VSmgWFGq8/s1600/GlobalMiltaryspend2009.gif
トラブルあってのUS Military、