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テーマ:日本ミツバチ(438)
カテゴリ:日本ミツバチ
HN特製パンさんから、
蒸すやり方の蜜蝋採取の採取を教えて頂きましたので、 試験的に昨日から作業しております。 1日目 用意するもの 1. 携帯コンロ 家庭で使用するカセットガス使用のコンロです。 2. ペール缶 ガソリンスタンドから頂いてきました、オイル20リットル缶です。 内径29cm。 3. ゴトク 径23cm 底から浮すためです、 植木鉢を固定する台を4cmの高さで切断し取り付けています。 4. 融けた蜜蝋を受けるボール 径25cm 取り出す時の為、& ゴトクが落ちないよう上部に針金を通してあります。 5. ボールに ゴトクを載せます。径25センチ 6. 巣屑を入れるザル 取り出す時の為針金で持ち手を作ってます。 2. のペール缶に水1.2リットルを入れ、コンロにかけて煮立てて置きます。 3. ~ 5.を順番にペール缶に入れ、 6. のザルに採蜜済の巣屑を玉ねぎネットに入れてペール缶に入れ、 ガスの火力を弱めておきます、沸騰するか?しないか?の火加減がちょうどよく、 火力が強いとペール缶底の水が沸騰してすぐに無くなります。 火力が弱いと巣屑が解けません、80度前後の温度が適温かと。 1枠 内寸24.5cm 高さ14cm 4枠分が限界です。 蓋をして中火でとろとろと30分に煮立てます。 約30分煮たてて玉ねぎネットを転地返ししてもう15分程に立てます。 体積は10分の一まで減った巣屑 巣屑入りの玉ねぎネットを捨てて、サルにも巣屑はやはり付きますね。 融けた蜜蝋を外に出して冷やします、蓋をして今日の作業は終了。 2日目 固まった蜜蝋を取り出し、 4枠、約660g 1枠 165g 旧前の方法より蜜蝋の回収率は良いと思います。やく95パーセント 欠点は量4枠が精いっぱい、 一度の量としては旧前の方法ですと3000g、五倍は一度に採取できます。 蜜蝋回収率は90パーセントと少し落ちます。 蜜蝋の純度はどちらの方法も変わりありません。 この方法ですと周囲は意外と汚れませんので家庭のガスコンロでもできます。 45分煮立ててからペール缶ごと外に持ち出して作業出来ます。 飼育数の少ない方5~6枠以下の採蜜の方には向いています。 湯煎で融かし、灰汁採りオタマで丹念に巣屑を採り方に溶かして出来上がり。 湯煎で融かす時は昨年の残った蜜蝋も必ず一緒に溶かします、 2年物の蜜蝋は誘引効果も半減いたします。 屑を採ったので10g減りました。 蜜蝋はハチミツより貴重です、1gとも粗末には出来ませんし採れないものです。 ラップで包み冷暗所にて保管します。 結果として、 小量の巣屑の量ではこの蒸す方式が良いと思います。 使う道具類の汚れるのはどちらの作業手順でも変わりなく後始末は大変です。 10枠を超える量では旧前の採取方法が良いと思います。 どちらの方法も2日掛かりとなります。 周囲の汚れるのは旧前の方法の方が汚れますのでしっかりと新聞紙を敷き詰めガードを固くして作業しなくてはなりません。 旧前の方法はブログのカテゴリ日本ミツバチ 毎年11月過ぎの日記、蜜蝋採取 を参考にして下さい。 詳しくアップされています。 ************************************************************ 師走に入りやっと気温一桁となりましたね蜜蝋採取の講習会を「工房 蜂麓庵」 私の自宅にて開催いたします。 日時は9日~の週となります、該当者には追ってご連絡いたします。 ご見学の希望者は少数の方は可能です。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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