1826022 ランダム
 ホーム | 日記 | プロフィール 【フォローする】 【ログイン】

あすなろ日記

あすなろ日記

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

プロフィール

あみりん9129

あみりん9129

フリーページ

小説部屋


黒執事部屋


黒執事小説『猫化』


黒執事小説『鳥籠』


黒執事小説『鳥籠エピローグ』


黒執事小説『滔滔』


黒執事小説『仔犬』


黒執事小説『月の魔女』


黒執事小説『猫耳』


黒執事小説『鳥籠アナザーストーリー』


黒執事小説『貧救院』


黒執事小説『夢幻の森』


裏切りは僕の名前を知っている部屋


裏僕小説『贖い』


裏僕小説『星空』


ガンダムOO 部屋


ガンダムOO 小説 『ハロ』


ガンダムOO 小説 『刹那』


咎狗の血 部屋


咎狗の血小説『罪人』


咎狗の血小説『絶望』


秘密部屋


秘密小説『告白』1~3


秘密小説『お見舞い』


秘密小説『疑惑』1


秘密小説『疑惑』2


秘密小説『疑惑』3


秘密小説『方舟』


べるぜバブ部屋


べるぜバブ小説『花見』


べるぜバブ小説『嫉妬』


青の祓魔師部屋


青の祓魔師小説『碧い泉』


オリジナルBL小説「落日」部屋


オリジナルBL小説「落日」(第1部)


オリジナルBL小説「落日」(第2部)


オリジナルBL小説「落日」(第3部)


オリジナルBL小説「落日」(第4部)


オリジナルBL小説「落日」(第5部)


進撃の巨人部屋


進撃の巨人小説『しつけ』


進撃の巨人小説『過去』


HUNTER×HUNTER部屋


HUNTER×HUNTER小説『友情×愛情×恋情』


HUNTER×HUNTER小説『愛欲×執着×盲愛』


ハイキュー部屋


ハイキュー小説『砕け散った王様』


ハイキュー小説『大王様の憂鬱』


ハイキュー小説『大王様の憂鬱2』


カテゴリ

カレンダー

サイド自由欄

バックナンバー

お気に入りブログ

どりあ、15歳!! New! あくびネコさん

★広場恐怖症の娘と念… New! RESTIA YUMI(由美)さん

制作中です New! シュージローさん

目指せ58Kgキープ!!… New! 久住咲夜さん

抹茶・ほうじ茶ドー… 千菊丸2151さん

コメント新着

あみりん9129@ コメントありがとうございます。 New! 千菊丸2151さんへ ありがとうございます…
あみりん9129@ コメントありがとうございます。 千菊丸2151さんへ 去年プレミアフロアに…
あみりん9129@ コメントありがとうございます。 千菊丸2151さんへ 「僕のお嫁さん」の日…
2011年01月16日
XML
カテゴリ:「秘密」詩・小説
 
 BLの苦手な方は読まないでください。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許し下さいませ。m(_ _)m



   手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  



 薪さんが総監に呼び出されて1時間が過ぎた。血相を変えて

 出て行った薪さんが心配だ。総監に問い詰められているの

 だろうか。青木は小池や今井たちの噂話を聞きながら、

 そんな事を考えていた。佐伯が自殺した事や誤認逮捕で

 薪が第九の室長を辞めさせられるかもしれないという噂は

 すぐに科学警察研究所全体に知れ渡った。佐伯の両親が

 遺書を読んで激怒し、総監に文句を言いに来たらしい。

 佐伯は財閥の御曹司だったから、きっと薪さんはクビになると

 皆が言っていた。薪が出て行ってすぐに佐伯の脳が第九に

 到着した。MRI捜査で事実を解明しなくてはならなかったが、

 ほんの短い期間ではあったものの同じ第九の仲間だった

 佐伯の脳は見ず知らずの犯罪者の脳と違って、見るに

 忍びないものがあった。薪の帰りが遅ければ遅いほど噂が

 本当のような気がして青木はいたたまれなかった。

 更に30分ほど経ってから、薪が戻ってきた。薪はいつにも

 増して蒼白い顔をしていた。だが、平静を装って、捜査説明

 を淡々と語り始めた。

 「佐伯が自殺した。昨日、病院の自室でガラス製のコップの

 破片で首の頚動脈を切り裂き、出血多量により死亡。病室

 には遺書が残されていた。MRI捜査の担当は青木。お前だ。」

 薪は青木に資料が入った封筒を渡した。

 MRI捜査は人払いをした別室での捜査だった。表向きは

 鈴木の脳を見た佐伯の狂気が皆に伝染するといけないから

 という理由だが、本当は裸を見られたくないからだった。

 おとり捜査であられもない姿をさらしただけでなく、鈴木と

 過ごした蜜月を佐伯はMRIで見ている。第九の全員に公開

 できるものではなかった。だから、薪は青木と二人だけで

 MRI捜査を開始したのだった。薪は青木の後ろで腕を組み、

 黙って画面を見ていた。

                       (続く)


   手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート 


 
  










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2011年01月17日 18時47分22秒
コメント(0) | コメントを書く
[「秘密」詩・小説] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.