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テーマ:二次創作小説(947)
カテゴリ:「秘密」詩・小説
BLの苦手な方は読まないでください。 18禁です。 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m 目が覚めると、青木は手を縛られ、服を脱がされていた。 スタンガンのせいで身体が痺れたように動かなかった。 「あんた、警察官だったんだな。嫌な予感が的中したよ。 人の脳を覗き見する警視庁の捜査官だったとはな。あんたは 大島や岡田の脳も見たんだろ?じゃあ、俺が2人を殺した わけは分かるな。」 「復讐だろ。」 「ああ、そうだ。復讐だ。保健室で岡田に『気色悪い。手を 放せ。ホモ教師』と言われて、それまで我慢していた何かが 俺の中で崩れたんだ。生徒を心配したって、あいつらには 伝わらない。ホモだと罵られるだけだ。人の愛情が気持ち悪い と感じるような奴には仕返ししてやろうと思ったんだ。でも、 最初は殺すつもりはなかったんだ。誰に襲われたか分からない ように目隠しをして、犯した後は縛ったまま公園に置き去りに するつもりだったんだ。それなのに白いうなじを見ていたら、 つい首を絞めたくなって、やってる最中に首を絞めて殺して しまった。慌ててそのまま池に放り込んだよ。1人殺したら 2人殺すのも一緒だって思って、大島にも復讐したんだ。 あいつには恨みがあったから、たっぷりといたぶって殺して やったよ。でも、3人目の被害者が出た時にはびっくりしたな。 全く知らない奴が手足切断されて殺されただろ。世間では 連続殺人事件だって騒いでたし、警察がバカで助かったけど、 誤認逮捕された犯人が裁判で一人しか殺していないって 言ったら、捜査が再開されるかもしれない。そう考えると、 逃げたくなって、俺は学校に辞表を提出しちまった。塾の講師 をやりながら、雲隠れしてる間もいつか捕まるような気がして 落ち着かなかったよ。いっそ死んだら、楽になるんじゃないか って思ってさ。池を見てたら本当に死にたくなって、そんな時に あんたに声をかけられたんだ。それで俺は最後にもう1回ヤって 死のうかなって思ったんだ。」 田中の手が青木へと伸びた。 「う、うぅ。」 青木は首を絞められて呻いた。抵抗しようと足をバタつかせると 「スタンガン3発くらっててよく動けるな。もう一発くらわせるか。」 と田中は言って、青木の胸にスタンガンを押し当てた。 「うわぁあああ」 青木が悲鳴をあげた。田中は 「これでまたしばらくは大人しいだろう。」 と言って、今度は足を抱え上げた。 「何するんだ?!やめっ!やめろっ!!」 青木の抵抗もむなしく、田中はいきなり青木の中に入ってきた。 「ぎゃああああ~」 青木の絶叫が車内に響き渡った。 (続く)
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最終更新日
2011年03月01日 20時28分12秒
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