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2011年03月02日
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カテゴリ:「秘密」詩・小説

 BLの苦手な方は読まないでください。

 18禁です。

 あくまで二次創作ですから苦情は受け付けません。

 何卒お許しくださいませ。m(_ _)m


   手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート  手書きハート



 身体が裂け、身体の芯から真っ二つに引き裂かれるような

 痛みが青木を襲った。殺されるという恐怖よりも初めて受ける

 屈辱に青木は涙を流した。痛みと苦しみと絶望の中で青木は

 田中に犯され、泣き叫んだ。

 「うわぁあああ」

 青木は涙で何も見えなくなるくらいに大声で泣き叫びながら、

 腸をえぐられる痛みに耐え切れなくて、気を失いそうになった。

 だが、体内の異物が激しく動く連続した痛みに身体が意識を

 手放す事を許してくれなかった。殴られるよりも辛い痛みに

 青木は号泣した。

 「ヘぇ。大人でも泣くんだ。ガキみたいに泣き喚いて、

 そんなに痛いか?ハハハ・・・」

 田中は目を輝かせて、涙でぐちゃぐちゃになった青木の顔を

 覗き込むようにして笑った。畜生、殺してやる!青木は心の中で

 殺意を抱いた。しかし、それと同時に田中が自殺しようと

 考えていた事を思い出した。あいつが死んだら、脳を見られる!

 青木は自分の無様な姿を人に見られるのが嫌だと思った。

 自分が犯されている姿をスクリーンに映し出されるなんて

 絶対に嫌だ。誰か助けてくれ!助けて!薪さん!助けて!

 青木は心の中で叫んだ。

 すると突然、銃声がして、車のフロントガラスが割れた。

 銃弾が撃ち込まれたのだった。田中は驚き、取り乱したように

 青木から離れて、外に出た。車の外には薪が立っていた。

 薪は拳銃を構えて、田中にこう言った。

 「手をあげろ。動くな。」

 しかし、田中は薪の他に警官がいないのを見て、青木が

 気絶している間に奪い取った銃を懐から取り出し、

 「こっちには人質がいるぞ。銃を捨てろ!」

 と、薪に銃を向けて言った。だが、薪は一瞬、目を閉じて

 考えた後、無言で発砲した。銃弾は田中の額を貫き、

 血飛沫が車に飛び散った。田中は声もなく倒れた。即死だった。

 薪は車に乗り込み、ハンドルを握った。

 「薪さん、何を?!」

 青木の言葉も無視して、薪は田中の頭を車で轢き潰した。

 「薪さん!」

 青木は恐ろしいものでも見るように薪を見た。薪はハンドル

 から手を放し、深く深呼吸してから、青木に言った。

 「これで田中の脳は誰にも見られない。もう大丈夫だ。」


                           (続く)



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最終更新日  2011年03月02日 20時19分36秒
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