テーマ:DVD映画鑑賞(13600)
カテゴリ:日本映画 1930~2000
気分が盛り上がる音楽!物語も勢いがあり、
人間の感情を揺さぶられるドラマだった! リアルで魅力的なキャラが多くて面白いし、 名ゼリフもいっぱいでグイと引き込まれる。 武士に憧れた菊千代(三船)が、武士として 死んでしまうのは大ショックで淋しかった。 久蔵(宮口)はひたすら渋くてカッコいい! 「また生き残ったな」島田勘兵衛(志村)も 味があって、これまたカッコ良かった!! 「勝ったのは百姓たちだ・・」 武士の生き方、百姓の生き方を見つめる クールな視線がたまらない映画だった。 (1954年/日本) * * * * * お友だちの映画満足度 * * * * * バラクーダさん・・★★★★ ◇バラクーダさん 「なんど観ても面白い!子供のころ見た記憶より、 ずっと面白かった。黒澤監督の映画は人間くさくて 大人になってからの方が、ずっと楽しめると思う♪」 ◇ 黒澤明監督の映画 ~ 感想はこちら♪ ◆ HPランキング こぶたのべイブウ映画日記トップへ 俳優 監督 検索・DVD検索・楽天トップへ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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ヘフレレ名義でトラックバックさせていただきました。
以前読んだ「巨人と少年―黒沢明の女性たち」(尾形 敏朗)によると ↓ 「七人の侍」の登場人物を 「勝4郎」「5郎兵衛」「7郎次」「平8」「9蔵」 という風に見ていくと、抜けた「6」がある。 そして「隠し砦の三悪人」に出てくる三船こそ 指導力を発揮し困難に立ち向かう真の侍となった 元菊千代、こと「6郎太」なのだ。 ‥‥そうです。だからそんなにショックを受けなくてもOKかも。 すごいこじつけもありますが、本自体はむちゃくちゃ面白いです(笑) (July 31, 2007 03:34:03 AM)
こんにちは!
ついに出ましたね。日本映画史上最高の時代劇! 一番印象に残っているのは、偽侍菊千代が、 自分たちが助けようとした村で 落ち武者狩りがあった事実を知って憤然となる侍たちに、 逆に鋭く言い返すシーンです。 「よく聞け、百姓ってのはな、けちんぼで、ずるくて(中略)人殺しだ! でもな、そんな獣作ったのは誰だ?お前たち侍だってんだよ! 戦の旅に村あ焼く、田畑踏ん潰す、食い物は取り上げる(中略)はむかや殺す!いったい百姓はどうすりゃいいんだッ!」 野武士に両親を殺された百姓の倅で、 強さの象徴である侍に憧れながらも、平和を乱す彼らを嫌悪していた菊千代の心情が、 よく出ていましたね。 (August 2, 2007 02:03:26 PM) |
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