先日発生した広島の小学1年生殺害事件は、通学路沿道のアパートに住んでいたペルー人男性の逮捕という、意外な展開を見せました。遺体にワイセツ目的の行為の形跡があったことから、犯行に及んだのは変な趣味のあるオッサンか、あるいは中高生かな? なんて考えていたんですが、容疑者がまさか外国人だとは思ってもみませんでした。
なんて言うかなぁ… 確かに外国人、特に発展途上国から来た人が起こす犯罪は、ここ数年増えているような気はします。でもその大半は、窃盗にしろ殺人にしろ、お金がらみの事件。でも今回の事件は、少なくともお金が目的ではなかったという点で、これらの犯罪とは明らかに種類が違うものですよね。
容疑者は今月に勤務先から解雇を言い渡されたとのことです。ニュースで見る限りでは無断欠勤が多かった結果となっていますが、日本社会で生活していくうちに溜まっていたフラストレーションの結果と考えられなくもないでしょう。発展途上国の人たちが日本で安定した職を得るのは大変難しいことですし、職にあぶれた人たちがやりきれない思いを日本社会に対してぶつけてしまう可能性について、危惧を抱いてしまいました。
早期の逮捕は非常に良かったと思うんですが、同様の境遇の外国人による同種の事件が起こらなければいいな…と切に願います。
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