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今年2009年は、松本清張と太宰治が生誕百年を迎えるそうですね。松本の生誕百年は何となく想像がつくのですが、太宰も生誕百年とはちょっと驚き。だって、昨年没後60周年を迎えていたわけですからね。もう少し年上だとばかり思っておりました。
調べてみると、1909年生まれの作家って、結構大物がいたりします。北九州市小倉にある松本清張記念館のサイトを見ると、「松本清張生誕百年記念企画展―一九〇九年生まれの作家たち」なんて企画をやってるんですね。松本、太宰の他にも大岡昇平、中島敦、埴谷雄高が1909年生まれなんですね。中島は確か終戦前に没したはずだし逆に今年13回忌を迎える埴谷は亡くなる直前まで精力的に作家活動をこなしていたから同年代という感覚はますます薄くなってしまうのですが、これほどまでに幅広い作家群を輩出した世代というのも、なかなかないと思います。 企画展、見に行きたいけど、さすがに小倉は遠すぎるなぁ… 松本清張初文庫化作品集(1) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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