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テーマ:高校生(37)
カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
先週、塩釜、利府、仙台の3校について、それぞれの高校に進学する割合の高い中学校からその「校勢圏」を調べるというネタを立て続けに書いておりました。
その後も全生徒の出身中学校が明らかとなっている高校がないかな~といろいろ探していたのですが(苦笑)やっと見つけました。仙台南高校。学校案内に掲載されてました。 これを基に、各中学校からの進学比率を調べてみたのですが、驚いたことに、比率が5%を超えた中学校は、 人来田中 10人/144人=6.9% 八軒中 30人/435人=6.9% 柳生中 48人/721人=6.7% 長町中 54人/868人=6.2% 郡山中 35人/620人=5.6% 富沢中 51人/950人=5.4% みどり台中 29人/575人=5.0% の7校しかありませんでした。塩釜高校が23校、利府高校が9校、仙台高校が18校あったのに比べると、少なめです。仙台南高校は入試難易度が割合高いこともあり、「校勢圏」を設定しにくい一面があるかもしれません。強いて言えば、仙台南高校の地元である長町地区の長町、富沢、郡山といった中学校に、長町地区側から見て広瀬川の対岸にある八軒、名取川の対岸にある柳生の両中学校が加わる程度でしょうか。 比率ではトップだった人来田中と辛うじて5%をクリアしたみどり台中は、長町地区から5キロ以上離れており(というか、みどり台中は仙台市立ではなく名取市立だ)、長町地区との間には 西多賀中 12人/396人=3.0% 山田中 12人/314人=3.8% と比率があまり高くない中学校の学区が挟まります。恐らく人来田、みどり台両中には、周辺他校に比べて成績優秀な生徒が多いのでしょう。高校からの距離とともに中学校の学力差が比率の多寡に影響している可能性が高いと考えられます。 また、仙台南高校の特徴として、比率が3%~5%となる中学校がかなり多くなることが挙げられます。以下列挙すると、 増田中(名取市) 24人/539人=4.5% 生出中(太白区) 2人/45人=4.4% 八木山中(太白区) 19人/433人=4.4% 岩沼北中(岩沼市) 12人/275人=4.4% 岩沼西中(岩沼市) 22人/525人=4.2% 愛宕中(太白区) 6人/144人=4.2% 中田中(太白区) 27人/655人=4.1% 茂庭台中(太白区) 6人/158人=3.8% 五橋中(青葉区) 25人/677人=3.7% 逢隈中(亘理町) 11人/320人=3.4% 田子中(宮城野区) 11人/341人=3.2% 名取一中(名取市) 22人/682人=3.2% 五城中(青葉区) 9人/285人=3.2% 東仙台中(宮城野区) 19人/607人=3.1% 亘理中(亘理町) 14人/448人=3.1% 南小泉中(若林区) 14人/466人=3.0% 泉区を除く仙台市内4区に加え、名取市、岩沼市、亘理町からも幅広く生徒を集めていることがわかります。特に驚いたのは、田子中が3%を超えていること。ここは仙台南高校と遜色ない大学合格実績を有する宮城野高校のお膝元なので、地元を蹴って仙台南高校まで通学する生徒が一定数存在するのは意外に感じました。 その田子中を含む宮城野区は大半が旧中部北学区に所属していたため2009年以前は旧中部南学区に所属する仙台南高校は受験不可能でしたが、東北本線や仙石線を介せば長町地区へのアクセスは悪くなく、上記に掲載されている田子、東仙台両中の他にも、宮城野※、岩切、中野、幸町の各中で二桁の進学者をマークしています。 ※宮城野中のみ、旧中部南学区の所属 麺類・レトルト・カレーの仙台「長町ラーメン」醤油味8食を【購入単位:2個〜】お礼/お返し/お中元/お歳暮/分納/複数お届け/のし/包装/法人向け お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2018.05.27 12:46:44
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