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テーマ:都市計画・まちづくり(105)
カテゴリ:東日本大震災
ネットサーフィンしていたら、こんなニュースを見つけました。「店舗面積が6000平方メートル以上に及ぶ大規模小売店舗の出店数(2012~18年度)が、東北では福島県が最も少ない2件にとどまることが県の調査で分かった」とのことです。
福島県には「福島県商業まちづくり推進条例」なる悪法があるからこうなるのは仕方ないよなぁ…と思うし、記事の論調も同様なのですが、個人的には、原発事故の影響も少なくなかったのではないかと考えています。 そもそも、同期間における店舗面積1000平方メートル以上の店舗の出店数を見ると、福島県は50件。この数字は福島県の3分の2程度しか人口を有さない岩手県よりも少ないもので、そもそも福島県内への出店マインドが、他県よりも冷え込んでいるのではないかと考えられます。条例の存在に加えて原発事故の影響で急激に人口が減ったため、マーケットとしての魅力が薄れたのではなかろうか…と。 県内の大型店がヨークタウン、エイトタウン、メガステージだらけってのも味気ないよなぁ…現在の人口の減少具合は原発事故直後よりも多少落ち着いているだけに、条例の一日も早い廃止を望むとともに、県外から新たな出店業者を積極的に誘致可能になるよう、政策の全面転換を希望します。 ![]() 【中古】 大型店とまちづくり 岩波新書/矢作弘(著者) 【中古】afb お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2019.04.17 10:03:27
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