当ブログでは福島県内の交通インフラの話題を取り上げる機会が結構あるのですが、正直言って、地元の方々との認識のズレを感じることが少なくありません。ぶっちゃけて言うと、地元の方々って、自分の関係する交通インフラを変に「上げ」ているんですよね。いやいや違うでしょ、広域的に見てそんなに商品価値はないでしょ…というケースでも、普通に持ち上げていたりする訳でして、もっと地元の交通インフラに対して相対的に見られないかなぁ…と思うこともしばしばなんです。
例えば、只見線なんて今年度中に全線で運転再開する見込みですけど、その只見線に接続する磐越西線ですら廃線の可能性があることに対して考えている県民は、恐らく皆無だと思うんですよね。郡山~会津若松間で高速バスが頻繁に走っている状況を考えると、少なくとも「高速バスと鉄道のどちらかを切り捨てる」局面は想定しなければならないと思うのですが、それすらない点に、個人的には苛立ちすら抱いてしまうのです。
「郡山富田駅が開業したから磐越西線は当分安泰」と考えている人がいたとしたら、それはおめでたい思考回路なんじゃない?と指摘せざるを得ません。磐越西線に関して言えば「郡山~磐梯熱海間以外はすべて廃線」という可能性だってあり得る訳ですから…
マルシチ製作所 高付加価値 システム精米機 Type2 MC3700R