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テーマ:おいしい日本酒(1072)
カテゴリ:福島・宮城の地元ネタ
昨日から今日にかけての福島県のローカルニュースは、2021酒造年度の全国新種鑑評会で福島県内の17の蔵元が金賞を受賞し、都道府県別での金賞受賞数が9回連続(ただし、2019酒造年度はコロナ禍で金賞選定なし)で日本一になった…という話題一色でした。
確かに、凄いニュースだと思います。でも、号外まで発行して騒ぐことなんだろうか?と疑問にも思うんですよね。 だって、「人口あたりの金賞受賞蔵元数」では、今回を含めて3回連続で秋田県に負けていますもの。両県の金賞受賞蔵元を記すと、こんな具合になるんです。 2018酒造年度 福島県22 秋田県18 2019酒造年度 金賞の選定なし 2020酒造年度 福島県17 秋田県13 2021酒造年度 福島県17 秋田県13 秋田県の人口は福島県の半分を少し超える程度ですから「金賞密度」はどう考えても秋田県>福島県な訳でして、福島県の地元メディアが「本県が日本一!」と大騒ぎすればするほど、個人的には「もっと高みは目指せるよね…」と冷めた感想になってしまうんです。 常々思うのですが、福島県の地元メディアって、地元礼賛度が無駄に高いんですよね。受け手である県民もその影響を少なからず受けているようにも見受けられるのですが、そのせいで、県がもっと良くなるための議論が構築されづらい雰囲気も感じます。 大七 箕輪門(みのわもん) 純米大吟醸 1800ml【福島県】【大七酒造】 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2022.05.26 06:45:09
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