今日の今期(3月終了アニメ)を評価してみないか?4 前半
「ゲームやアニメについてぼそぼそと語る人」のピッコロさん主催の企画に今回も乗っからせて戴いて、3月終了の視聴アニメの総括をしてみようと。機動戦士ガンダム00 セカンドシーズンストーリー 2点キャラクター性 4点画 5点演出 4点音楽 3点総合的な評価 4点合計 22点どうしてもラストが釈然としない形になってしまったので、高得点を与えられないという、なんだかとても残念な結果になってしまったというのが正直な所。ストーリーセカンドシーズン序盤は本気で面白かったんです、ファーストシーズンは壮大な前振りだったのかという印象を抱いたくらい。特にセルゲイさんとソーマ・ピーリスとの別れのシーンなどは大好きで、最終回よりも最終回らしいとすら今思い返せば思えるくらい。ファーストシーズンでは各キャラクター描写が今一つというか、素性を互いに知らないというような条件がソレスタルビーイングに付していたために、希薄だった人物描写がセカンドシーズンでは突っ込んでやるという意気込みを感じました。しかし、終盤になるとどう結末をつけるつもりなのかという危惧ばかりが前面に出てしまい、その危惧のまま終わってしまったと。2クールでできる事という尺の計算ができていた無かったのではないかと、仮に最終回の着地点が同じであったとしても、もう1クールあり、すっ飛ばしてしまったようなものを丁寧に描いていればまた違った感想を抱いたかも知れません。これは個人的な期待という意味では、最初に広げた武力による戦争介入で戦争のない世界を目指すという着地点をどうもっていくのかという興味があったために、多少の変化を持ちながらもループしてしまったというのが、納得いかないと。現実的と言えば現実的なのですが、最初からまとめる事ができないのならば、よけいな風呂敷を広げない方が良かったのではないかと(意欲は買いますが)キャラクター性ファーストシーズンと比べ、刹那、ティエリア、沙慈などの成長というものが実感できたのは非常に良かった事ですが、逆にキャラクターが無駄に多かった結果、無理にセカンドシーズンに生き残らせなくても良かったんじゃないかと思えたり、またイノベイドが多く出過ぎていて、どこまで重要なキャラなのか、単なるパイロットレベルなのか狙いとして中途半端な状態が目立ちすぎたのが大いなるマイナス。画戦闘シーンは非常に良かったと思います、ギミックの多い機種も多く、戦闘シーンだらけにしても良かったんじゃないかとすら思えるくらい。演出前半の頃のCパートの有効な使い方は、印象に残りやすく良かったのですが、終盤になると撃たれて死ぬ?と思わせておいて実は・・・というCパートの連続は失敗だったと。次週に期待を持たせる手法はいいのですが、期待にこたえる形に持って行けていなかったと。音楽保母さんと愉快な子供たちの歌をあそこまで押す意味が分からなかったですね(苦笑)全体的にどうとかよりも、そこだけで音楽は高い点数はあげられないですね。総合的な評価終盤があまりにも釈然としないので、悪い面ばかりが気になってしまいますが、楽しめた事は確かです。少なくとも前半というか、軌道エレベーター崩壊の被害を食い止めようと全勢力一致して弾幕状態までは本気でよかったと思います。そう思うと、あの回ラストでセルゲイさんが息子に殺されたのがけちの付き始めかもしれないですね。映画がどういう形のものなのかは現段階ではわかりませんが、釈然としない気持ちを晴らすようなものができる事を祈っています。屍姫 玄ストーリー 2点キャラクター性 3点画 4点演出 3点音楽 5点総合的な評価 2点合計 19点ブログには書いていませんでしたが、引き続き視聴。ストーリー赫のラストで世界観をつかめ、玄になってからストーリーとしてはシンプルに一本筋が入った形に思え、楽しめていたのですが・・・ラストはいくらなんでも、あれはないだろうと・・・基本ラストはラストらしく何がしかの決着をつけて終わってもらいたい!キャラクター性赫よりは、敵味方はっきりしている分分かりやすくて良かったとは思います。画派手な戦闘シーンも多くなかなかよかったのではと。演出ラストがあれでは・・・音楽赫と同じOPというのはどうかと思いますが、ふと気がつくと頭の中で再生されていましたので、自分が思っているよりも気に行っているという事なのだと思い。総合的な評価赫よりも世界観も理解しましたし、向かうべき方向というのも分かりやすく、なかなか良くなってきているんじゃないかと思っていました。それだけに、あのラストは・・・インパクトがあるといえばありますけどもね・・・