|
カテゴリ:大好きな奈良
12月16日 正午 奈良太郎(大鐘)のまわりには 念仏堂、行基堂、俊乗堂が点在します。 16日の特別開扉のひとつ、俊乗堂には 東大寺中興の祖、「重源上人」がおわします。 ワクワクどきどき、この日のマム的最大イベント が近付いてきてるよ~!!! 実は、何を観たいかっていうと、 この重源上人坐像・・・よりも、 その模刻。 三輪途道(上原三千代)先生のが芸大 の修了制作作品。 東大寺に寄贈された模倣彫刻が観たいわけです! いつのまにか、本末転倒のマム。 模刻のほうに興味を持ってしまったわけです。 で、楽しみは後回し・・・で。 念仏堂で、カフェカーテン見っけ! 嬉しいわ~。 普段は、拝観は庫裏で申し込みが必要(拝観無料) ですが特別日の今日は開放されちゃってます! 外より撮影 木造地蔵菩薩坐像 重文・鎌倉時代 なんとも、色っぽく、ふくよかなことよ。 木造の地蔵さまは、石像に較べてえてして 生身の人間ぽくってエロティックです。 唇があかいのねっ。 お隣りの行基堂も開けっぱ! 外より撮影 行基堂 江戸時代 奥にお座りになっているのが、 東大寺四聖のひとり、行基菩薩さまです。 行基さまは、東大寺創建時の勧進を勤められ たうえに、徳の高い方なので菩薩の称号が あたえられた高僧です。 ホレホレ、俊乗堂へはいりますよ! 俊乗堂 江戸時代 このお堂に安置されている 俊乗坊重源上人は、鎌倉時代に 戦火で荒れ果てた東大寺を再建された お方です。 その肖像彫刻は、 鎌倉時代の彫刻の白眉として名高いく 今にも「喝」とお声がでそうです。 パンフレットより 鎌倉写実彫刻の代表作 俊乗坊重源上人坐像 国宝・快慶作 堂内は薄暗くて観えにくく、マムはしつこく 近寄り、舐めるようにみちゃいます。 リアルなシワや前のめりの首なぞ、 大仕事を成しえる僧侶の老獪さが 見て取れる具象彫刻でっす。 胸の振り子がブンブン揺れてきます。 しっかとながめて、いざ 寺務所へ! 三輪途道先生の模刻に会える~。 オッレ! お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
[大好きな奈良] カテゴリの最新記事
あ、カフェカーテンだ!素敵ですね~。朱の柱や扉、茶の格子と絶妙な配色で格好いい!またよろしくお願いしますね。俊乗坊重源上人さまはリアルですね。「あんさん、お茶でもいれてくれなはるか~」とか今にもいわれそうな・・・
(2007.12.27 08:45:23)
早く先に行っててください!
(2007.12.27 13:09:17)
レオ0503さん
>今日も燻し銀のような古きよき奈良の魅力満載です。 >木造地蔵様、温かみがありますね。 >模刻は明日のお楽しみ? ● いつも励みになるコメントありがとうございます。 それに較べマムは忙しさにかまけてあまりうかがえなくてごめんなさい。 (2007.12.28 00:08:13)
あおによしさん
>あ、カフェカーテンだ!素敵ですね~。朱の柱や扉、茶の格子と絶妙な配色で格好いい!またよろしくお願いしますね。俊乗坊重源上人さまはリアルですね。「あんさん、お茶でもいれてくれなはるか~」とか今にもいわれそうな・・・ ● カフェカーテンはもう1枚のとほど披露しますね。 (2007.12.28 00:09:11)
|