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 マムの素 *             青カバ・ウィリアムはかく語る

マムの素 * 青カバ・ウィリアムはかく語る

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2010.11.12
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カテゴリ:京都
前回 興福寺国宝特別公開

気を取り直して再構築しました。
結局3時間近くかかりました。
疲れ果てました。




マム的ゆっくりと東大寺・興福寺を徘徊すもまだ12時。

ってことで、前々からお会いしたかった楊貴妃観音菩薩さま

にいざ会わんと近鉄特急の人となるマム。どこで昼食を?

駅構内のスタバです。  ね、食べることに無頓着でしょっ。




2010年10月31日_DSC_0124
2010年10月31日泉涌寺 大門



10月31日 午後1時45分 雨

御寺 泉 涌 寺

住所:京都市東山区泉涌寺山内町27
電話:075-561-1551



京都駅からタクシーだとワンメーター。

5分ほどで到着です。雨でなければ

京都駅から一駅の東福寺駅で下車して

歩くのですが・・・。かなり悔しいマム。


なにが? タクシー利用がっ。




2010年10月31日_DSC_0129
楊貴妃観音堂



本当に5分で着いちゃうっ。近場なのに山の中です。

東山三十六峰の月輪山の坂道がすでに参道で塔頭寺院が

ぽつぽつと左右にあらわれて大門にいたります。

大門を入るとすぐ左脇に小さな堂宇があります。



このお堂におわすのが、この泉涌寺のうりの観音さまです。


お堂に入っていると、あとから入って来たおばちゃんが、

お堂守さんにこうゆいました!


「楊貴妃堂はどこなん?」


おばちゃん、楊貴妃堂は、ここどすえ。

なんてマムは言いませんけど、堂守さんが

不機嫌そうに一言っ。


「けったいやなあ、ここやあ」。



そうですっ!

この小さなお堂に、有名な、

といってもマムもみうらじゅんさんの

見仏記で知った楊貴妃観音菩薩さんが

おいでなのです。


当然楊貴妃といわれるお方ですので、

わかりやすい美人です。




IMG_0004_NEW




1255年に南宋よりおこしいただいた、

大陸生まれの菩薩様です。ちょっとエロティック

ですね。インドのアジャンタ石窟寺院の壁画

まじっておいでのような感じです。


瞳は伏し目ですが、開いたらさぞエキゾティック

なことでしょう。。。



宝冠がゴージャスです。

そしてお口まわりのひげっ。


みうらじゅん氏いわく、

「ひげはひげじゃん」。


入り口近くの壁に張り紙。

口元の曲線は慈悲を説かれる口の動きです。

おひげではありません。




ご丁寧に、先のおばちゃんが声を出して読んではります。



マムもみうらじゅんさん同様に、ひげはひげじゃんと

思うのでした。



この楊貴妃観音さんは立像のようでしょ。

実は座っておいでなんですよ。上半身に対して

下半身が薄い、ですね。




IMG_0005_NEW_0001




でね、あとでパンフレットの写真を見て、

しまったっ と、思ったわけです。


ホラ、よ~く見て。台座が凝ってるでしょ。

これ全然気がつかなかったの。


あ~、がっかり。こりゃあ、また行くようだわっ。



楊貴妃菩薩さんは1950年まで100年に1度の
公開だったそうです。現在はいつでも拝観可能です。




さて、御堂をでて坂をくだります。

面白いですね。大切な仏殿や舎利殿、本坊が

すり鉢状の一番底に建てられています。


上からのぞくような構成ですが、かえって

つりこまれていくような感じ、あるいは

吸い寄せられるような気を感じます。


これは計算ずくなのかしらん。



2010年10月31日_DSC_0130
仏殿




この仏殿には伝運慶作といわれる阿弥陀、釈迦、弥勒三尊が

おいでです。三尊は黄金に輝かれており、確かに運慶の

特徴である、分厚いボディとまあるいお顔をおもちで、

とても慈悲深いよいお像でした。





IMG_0005_NEW




この仏殿は天井が異様に高くまるでドームのようです。

本当は天井に狩野探幽の龍が描かれているのですが、

高すぎてまったくマムの目にはみえませんでした。


「立派な御堂ですね。ドームみたい」と堂守さんに声をかけると

とっても嬉しそうに顔をくずされました。


2010年10月31日_DSC_0139





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いかにも禅宗様式の建築です。

(鎌倉以降の建物)

窓から、やんちゃな一休さんがでてきそうでしょ。

こういう窓(花灯窓)は奈良にはあまりありません。

(東大寺の戒壇堂にあります)。



2010年10月31日_DSC_0154
御座所



↑こういう金飾りも、京都らしいね。

室町以降の建物ですね。

京都の人は、古い古いと自慢げだけど、

奈良はもっと古いのよ~。

奈良の人はもっと自慢しなさぁい!




2010年10月31日_DSC_0145
本坊



本坊の玄関!?

なんだろと思って行くと、アート展をやっていました。

それで、マムは敢て辛口になるんだけど、昨今のお寺さんの

アートやら、音楽やらへの融合が嫌いなんですよ。


これってね、物凄い目利きのブレーンが必要なわけで、

そんな目利きのブレーンって、そうそういませんもの。

半端なアートをお寺にいれるのは嫌ですねえ。



薬師寺さんの講堂に仏足石と同列で米米CLUBの石井竜也氏の
オブジェが展示されていた時は怒りを覚えてしまったマムです。
現在は展示されていませんが、マムは今も怒っています。








2010年10月31日_DSC_0140
手水舎




2010年10月31日_DSC_0138
テンプルカーテン




まあ、とにかく雨がよくふること。。。



2010年10月31日_DSC_0133
泉涌寺 仏殿



ブツブツ、てくてくと月輪山の御寺を

あとに、、、稲荷神社に行くつもりだったけど

この雨で気持がなえて、さあ、もうひと寺

まいりましょう か!



2010年10月31日_DSC_0180
つづく





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Last updated  2011.02.24 21:33:17
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