介護保険が変わるとどうなるの?
介護保険が変わるとどうなるの?6月22日に開幕した国会で介護保険制度にかかわる法律が可決され医療や介護などの仕組みが大きく変えられることになりました。今回は、介護保険がどのように変わってしまうのかについて考えてみましょうその前に、介護保険って何?40歳以上の人たちみんなで保険料を払い、いざ介護が必要になった時でも、最期まで自分らしく暮らせるように、介護をする家族の経済・体力・心の負担を軽くし、みんなで支えあおうと生まれたのが「介護保険」です。介護保険サービスは、65歳以上で要介護、要支援認定を受けた人は誰でも利用できます。それが今回の改定で変わろうとしています大きく変わったことは?今回の介護保険制度改定で国が掲げる目標は「特続可能な制度の実現」と「2025年に向けた地域包活ケアの実現」です。これによって、これまで介護保険を利用して食事などへヘルパーによる生活援助を受けていた「要支援1.2」の人たちは、介護保険から外され自治体の新しい事業を利用することになります。事業内容は市町村の裁量とされているので、介護にあたる人員や運営の基準はなく、ボランティアや民間企業に頼ることになりますサービス内容や質、料金は市町村によって異なり、利用者の負担が多くなることも予想されてます。さらに特別養護老人ホームは要介護3以上の人が対象となり要介護1.2の人は入所制限されて在宅介護に、さらにデイサービスで重度化予防に重点をおくと、通えない人が増え、介護者の負担が増えていきます。また、現在は特別養護老人ホームの居住費・食費などホテルコストと呼ばれる自己負担が戻る「補足給付」という仕組みがありますが低所得でも預貯金が単身で1千万夫婦で2千万あると給付しない制度となりました。まだ間に合います、みなさんの力で制度の後退を撤回するよう働きかけていきましょう。今たんまりと取られている介護保険金はどこへ行ってしまうの?払っていても将来は自治体の有料でしょ!?またもや介護事業は大儲けなんですね。お金がなければ、老老介護がますます増え、孤独死ももっと増える。所得が単身1千万ある人には給付しないって、取るだけ取っといてそれはないでしょ!お金は持つな、持っていれば取られ、何ちゅう国になったもんだ!