難病・筋委縮性側索硬化症/友人がとうとう入院した
長年の友人が下記の病でとうとう入院をしてしまった。ご近所のゴル友でわが愛犬の孫を譲って「もも」と私が命名したゴルフや飲食(アルコール)では年齢を忘れ大笑い!多い時は週5回のゴルフ三昧!あれほど元気な人が・・・・・。 筋委縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう) 1.筋委縮性側索硬化症とは筋委縮性側索硬化症(ALS)とは、手足の・のど・舌の筋肉や呼吸に必要な筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく病気です。しかし、筋肉そのものの病気ではなく、筋肉を動かし、かつ運動をつかさどる神経だけが障害をうけ脳から「手足を動かせ」という命令がつたわらなくなることにより力が弱くなり筋肉がやせていきます。その一方で、身体の感覚や知能、視力や聴力、内臓機能などはすべて保たれることが普通です。 2.この病気はどのような人に多いですか男女比は男性が女性に比べて1.2-1.3倍であり、男性に多く認めます。この病気は中年以降いずれの年齢の人でもかかることがありますが最もかかりやすい年齢層は60~70才代です。まれにもっと若い世代での発症もあります。3.原因は不明ですが、神経の老化と関連があるといわれています。家族性ALSの約2割、酵素の遺伝子に異常が見つかっています。4.この病気はどのような病状でおきますか多くの場合は、手指のつかいにくさや肘から先の力が弱くなり、筋肉がやせることで始まります。話しにくい、食べ物が飲み込みにくいという病状で始まることもあります。いずれの場合でも、やがては呼吸の筋肉を含めて全身の筋肉がやせて力が入らなくなり、歩けなくなります。喉の筋肉の力が入らなくなると声が出しにくくなり、水や食べ物の飲み込みも出来なくなります。またよだれやたんが増えることがあります。呼吸筋が弱まると呼吸も十分にできなくなります。進行しても通常は間隔や知能は問題なく、眼球運動障害や失禁もみられにくい病気です5.この病気はどういう経過をたどるのですかこの病気は常に進行性で、一度この病気にかかりますと病状が軽くなるということはありません。体のどの部分の筋肉から始まってもやがては全身の筋肉が侵され、最後は呼吸の筋肉も動かなくなって大多数の方は呼吸不全で死亡します。 哀悼2014.7/11入院したと聞いたばかりから、7/11お亡くなりになったと電話が入りました。延命処置を拒んで、呼吸器も胃ろうもしなかったと言う。色々な沢山の思い出がよみがえってきます。感覚や知能、視力や聴力、内臓機能などはすべて健全なのに呼吸が出来なくなっての死の間際を想像してみた・・・・・。日増しに衰えて行く中、自殺をよぎったり絶望感に苦しみ悲しんだようです。日常当たり前の動く、食べる、笑う、怒る、すべての感情行動ができなくなり、脳だけはいつもと変わらず、食べたい、笑いたいしゃべりたいと思いながら、生きるのは辛い!動けなくなれば、自殺も出来ない、2週間前に逢ったときは、お話も出来歩くことも出来たのに突然何があったのか?