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2009/02/23
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テーマ:鉄道(21859)
カテゴリ:鉄道
211系その2.jpg
隔日でお届けする「211系論」の2回目です。
今回は211系から派生・発展した車両の歩みについて論じます。

211系は国鉄最末期に民営化へ向けたサービスアップを企図して作られました。そういうこともあって、そのあとに登場した車両には211系を応用したものが立て続けに登場します。
415-1500 213.jpg
まず、211系と時を同じくして415系1500番台がデビュー、勝田に配置され常磐線上野口の中電の運用に就きました。
415系1500番台は211系と同じ車体で紺色の帯を締めていますが、性能は従来のままです。この年の秋には南福岡にも配置され九州北部でも活躍を始めています。ちなみに勝田所属のものは現在水戸線と常磐線勝田~原町間の運用に押し込められていますが、うち1編成がJR九州に売却されたのは記憶に新しいところです。
翌年1987年初頭には四国乗り入れに備えた213系【1】が登場。211系の2扉版ですが、四国乗り入れ列車は快速(初代『マリンライナー』)になるので転換式シートを備えています。
211系自体も東海道本線名古屋地区(豊橋~米原間)の増発用に青白ツートンの帯【2】を締めた0番台が作られました。そちらは2編成だけの小世帯です。

以上が揃った段階で1987年4月1日をもって国鉄は民営化されJRグループに移行しました。211系はJR東日本とJR東海、弟分の213系はJR西日本に引き継がれます。

引き継いだ3社は211・213系を基礎にして独自に新型車両の開発に励むことになります。

JR東日本は中電の全面冷房化に応えるため211系の製造を続けます。しかし通勤通学の需要が右肩上がりに伸びていたのでロングシート装備の2000・3000番台が中心になります。
311 719.jpg
1990年には仙台地区に211系ベースの交流電車719系が登場。
JR東海は1988年、通勤路線である中央西線名古屋口むけにオールロングシート・3両編成&4両編成で小回りが利く5000番台を開発しました。その後東海道本線名古屋・静岡地区の各停にも投入されます。翌1989年にはそれを応用して座席を転換式シートにした311系が誕生。オレンジ色の帯を締め、豊橋~岐阜~米原間の快速系列車に投入し並行する名鉄を圧倒させました。その遺伝子は後継であり、JR東海の標準スタイルとなった313系にも受け継がれています。
213系を受け取ったJR西日本はその足回りをベースに高性能・高加速・高品質を謳った転換式シートの221系、そして223系を関西地区に集中して放ち、競合私鉄を圧倒させます。

しかしJR東日本は東海や西日本とは真逆の道を歩みます。
「低コスト化」を狙った設計に方針が変わり1994年には「無骨・無味乾燥」の悪評が高い209系の遺伝子と合体させた217系を総武~横須賀線ルートに放ちます。近郊形とはいえ、セミクロスシートは1編成に数両。内外装やサービスレベルとも211系や東海・西日本の新型車両にも劣りました。さらにそれは231系の大量生産に繋がり、東西間での品質の格差を大きく広げ僕が「JR西日本ファン」になる大きな要因になりました。仙台地区に投入された719系も数年で製造を終わり、その後の新型車両は秋田地区で悪評フンプンだったロングシートの701系に代えられています。
これは関東が「東京一極集中の通勤通学輸送」、関西が「都市間輸送」中心になっている地域事情もありますが…
ですが最近のJR東日本は無骨・無味乾燥な新型車両への風当たりを感じたのか、233系のように高品質な車両の開発へシフトし始めたような気がします。
できるなら、211系の置き換え用車両は東海・西日本のような転換式シート車か仙石線のような「2ウェイシート車」【3】であればありがたいです。今後右肩上がりの利用増加は見込めないのだから…これは熱烈なJR西日本ファンの妄想なのでしょうか…


【1】民営化後の1989年には関西本線名古屋口むけに5000番台が投入された。またJR四国も213系に倣った3扉電車6000系を製造したが、少数に留まる
【2】その後JR東日本と同じ「湘南色」の帯に改められた
【3】ロングシート~クロスシートへの切り替えが可能。最初は近鉄で登場したが(『L/Cカー』と呼ばれる)、仙石線の205系や東武東上線にも導入されている

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最終更新日  2009/02/23 08:45:17 PM
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