#1284 CRITICS GROUP 《THE FEMALE FROLIC》 68年英国
The Doffin MistressGirl Of Constant SorrowThe BlacksmithMy Husband’s Got No Courage In HimThe Generous LoverThe Whore’s LamentGeordieCome Me Little Son (Ewan MacColl)The Female FrolicChildren’s Sequences: All The Boys In Our TownI Built My Lady A Fine Brick HouseCollier LadsBroken Hearted I WanderThe Lady From LeighAll Around The Shoe RoundAn Old Man Came Courting MeMiner’s Wife (Ewan Maccoll)The Factory GirlLowell Factory GirlThe Broomfield HillThe Housewife’s Lament Frankie Armstrong vo/1941.1.13- Sandra Kerr vo, tin whistle/1942.2.14- Peggy Seeger vo, g, autoharp, concertina, 5 string banjo/1935.6.17- Jack Warshaw g John Faulkner english concertina クリティックス・グループの68年の作品。フランキー・アームストロング、サンドラ・カー、ペギー・シーガーの3人の女性シンガーをフィーチャーしています。 クレジットが見当たらないけど今回もイワン・マッコールとペギー・シーガーの2人が主宰者だろうね。 各国のトラッドを3人で分け合って歌ったりあるいは全員で歌ったり。 2、6、16等の北米産トラッドはアメリカ人のペギーが歌っています。それ以外のブリテン諸島のトラッドはフランキーとサンドラが担当。 この中では一番知られていそうにないサンドラについて言及すると、彼女は一時期ジョン・フォークナー(20でコンサーティーナ弾いてる。後年はアイルランドの歌手ドロレス・ケーンとの仕事でも有名に)と組んでいたことがあり、またマーティン・カーシーの娘イライザと連名作を出したこともあるナンシー・カーの母上でもあります。 このサンドラの歌声が実に瑞々しくて清楚なんだよね。系統で言えばアン・ブリッグスに近いよ。 フランキーの地に足がつきすぎてる歌唱やペギーの余裕たっぷりの歌唱も聴きごたえがあるけれど、個人的にはサンドラのかわいい声がツボだなー。 伴奏はごくごくシンプル。2、8、9、17、20、21以外はアカペラです。 全員で楽しげに歌う曲、ピンで若干深刻そうに歌う曲、あるいは情景を描写するだけのように淡々と歌う曲…。 10~15の6曲はは本来は“Children’s Sequences”とひとまとめになっていましたが、ここでは1曲1曲分割されています。 ペギー・シーガーの公式サイト→http://www.peggyseeger.com/