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カテゴリ:コロナウィルス
私としても、今のイタリアの現状を目の当たりにして、驚くばかり。
人間の無力さを感じるばかりです。 冬のロックダウンは、かなり厳しいもので、イタリアの経済に大打撃を与えましたが、ロックダウンも段階的に慎重に解除して行ったので、問題なく、感染者も減少して行き、他国からも褒められたほどでした。 この夏休みのバケーション。 イタリアは世界からやってくる観光客で潤っている国。世界遺産を世界一所有しているお国。 このコロナウィルスのおかげで、観光業に大打撃を与えたので、日本の go to キャンペーンと同じく、「イタリア国内でバカンスを!」を掲げたのでした。 「ロックダウン中、もはや今年の夏休みは返上!」と言っていたのですが、この夏休みは大丈夫!により、バカンスをする人は多数。不景気すぎてバカンスどころではないと言いつつ、ミラノからも人は消えました! そんな夏休み最後8月半ばから、サルデーニャ島のナイトクラブからのコロナウィルス感染のクラスターが起こり、ここから、サルデーニャ島にバカンスに来ていた人々が、ローマ(ラツィオ州)、ナポリ(カンパ―ニア州)、ミラノ(ロンバルディア州)に持ち帰り、他、トスカーナ、ベネト州にもお持ち帰り、 ここで、感染者が一気に1000人超え、Vipやら政治家までに感染は広がります。 次に、9月の半ばに高校が始まります。 この二週間後10月より、感染者が一気に5000人を超えます。 5000人を超えると、歯止めが利かなくなり、昨日は19000人超え! 10月に5000人を超えた時点で、もう高校を閉めようとまで話が出ましたが、やはり対面教育は必要だと政府は主張。 この5000人超え時に、スマートワーキングに戻りました。 ただ学級閉鎖の連打に先生たちも疲労困憊。 高校に関してはオンライン授業に戻ることに。 公立大学は1年生以外、オンライン授業は、九月からで、二年生の娘は、1月までオンライン授業と言われています。 ミラノの私立ボッコーニ大学の寮でクラスターを発生させていましたが、大学を閉鎖にしたそうです。 プチロックダウンの23時から5時まで、外出が禁止されます。 もはや医療機関は崩壊寸前。 これにより、カンパ―ニア州はロックダウンをかけました。 とかく、第二のロックダウンを避けたいイタリアは、集中治療室2000人になった時点でロックダウンをすると、定め、昨日1000人を超えました。 病床が足りないとの問題も出ています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2020.10.24 20:59:28
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