テーマ:食べ物探検(128)
カテゴリ:食べログ(その他)
さて今日は松山銘菓のお話です。
六時屋の六時屋タルトです。 松山のお菓子と言えばタルトでしてね、一六タルトが有名なのですが、 別に新居浜市のハタダの栗タルトというのもありましてね、 ハタダの栗タルトは食べたことがないので松山のブロ友さんに美味しいのか聞いてみたら、 「きゃんぱ~さん何を言ってるの?、松山でタルトといったら六時屋でしょうが!!」と・・・ 六時屋???、 タルトといったら一六本舗でないの?・・・ というのも愛媛県にはこの一六本舗の一六タルトとハタダの栗タルトの看板はいたるところにあり、 愛媛のタルトと言えば一六本舗とハタダが2枚看板なのかと思うておりましてね・・・ まずはハタダの栗タルトは松山ではなくて新居浜のお菓子なので松山銘菓から除外・・・ となると松山のタルトの2大看板は一六本舗とこの六時屋なのだそうで。。。 さて・・・ さっきからタルト、タルトといっているのに何でこう長細い箱が写るのか? タルトといったら普通はケーキのような形状をしているでしょうが・・・ と疑問を持つブロ友さんも多いことと思います。 それがね・・・ 松山でタルトといったら、餡子をカステラで巻いたロールケーキのようなもののことを言います。 一般に言う器状のパイ生地にフルーツを盛りつけたようなタルトとはちょっと違います。 どちらも語源は一緒でラテン語のtorteからきているようでこれは焼き菓子を意味するそうです。 松山のタルトの歴史は古く、約300年前、当時長崎探題を命ぜられていた松山藩主松平定行公がオランダ人から教わり城下に持ち帰ったのがタルトだったそうです。 当時松平定行公がオランダ人から教わった南蛮タルトはカステラの中にジャムが入ったものだったようです。 これを独自に試行錯誤を繰り返し完成したのが今の松山銘菓、カステラ生地に餡子を巻いたタルトというわけです。 タルトは松山銘菓として浸透し多くのメーカーで作られています。 中でも地元松山で人気のあるのがこの六時屋と一六本舗なのだそうで・・・ 一六本舗は上品、六時屋は濃厚というのがその特徴ということです。 一六本舗のタルトは以前買ったことがあり柚子の風味のついた上品な餡をしっとりとしたカステラ生地が包み込んでいます。 さて、一六本舗と並び称される六時屋のタルトとは?・・・ これ・・・ カステラ生地に北海道産の極上小豆を使用した自家製餡を一本一本手巻きするという六時屋タルト・・・ 昭和28年、松山にきていた天皇・皇后両陛下の御用命を受けたという六時屋自慢のタルト。 それから半世紀、変わることなく引き継がれたタルトの味・・・ 六時屋は濃厚の言葉通り甘みの強い濃厚な餡です。 六時屋の名前は六時は長針と短針がまっすぐになることから「まっすぐ正直な心で商売しよう」という思いが込められているそうです。 この精神は現在まで引き継がれ、このご時世に手巻き、添加物不使用を貫いております。 「針はまっすぐ正直に」・・・ 今日は六時屋の六時屋タルトのお話・・・ 一六本舗の一六タルトのほうが美味しそうに撮れているのはご愛嬌で。。。 今日は六時屋タルトのお話なのにね~・・・ もともと食べ物の写真は得に苦手なの。。。、あれはたまたま上手に撮れたのよ~~ 今度はハタダの栗タルトも食ってみるかな・・・ ではまた・・・ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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一六タルトは賞味しました。でも六時屋のも似たようなものですね。生地がふんわりし餡が味を利かしていますね。
「光君 主の出張で 淋しいワン」の顔だね。 (2014年11月01日 15時43分02秒)
英坊3でした。。ワン。。
(2014年11月01日 15時44分28秒)
こんばんわ^^
十勝産小豆使用の張り紙にシビレます~道産子なので雪が大変は承知してます♪ 四国ツアー行きましたが、タルトの看板のお店 多かったですね。どっちが先なのかしら。 両店とも 六の文字が付くのね。見てるうちにどっちがどっちか判らなくなったわ(^。^;)分けて紹介してほしかった。 TVでやってましたが、食べ物を撮る時は ズームすると、影で暗くならなくて良いそうです。 (2014年11月01日 19時25分22秒)
いや、六時屋と一六本舗では味はかなり違いますよ。
一六本舗は柚子の風味のする上品な餡であくまで上品に、 六時屋は十勝産小豆を使った濃厚な甘みの餡でどっしり重厚なうまみを作り上げています。 まあ好みの分かれるところで嫁は一六、息子は六時屋が良いといっておりましたよ。 私の好みとしては・・・やっぱ一六かな~~ (2014年11月01日 19時42分23秒)
>こんばんわ^^
>十勝産小豆使用の張り紙にシビレます~道産子なので雪が大変は承知してます♪ そうでしたそうでした雪なんて慣れっこでしたね・・・ >四国ツアー行きましたが、タルトの看板のお店 多かったですね。どっちが先なのかしら。 >両店とも 六の文字が付くのね。見てるうちにどっちがどっちか判らなくなったわ(^。^;)分けて紹介してほしかった。 >TVでやってましたが、食べ物を撮る時は ズームすると、影で暗くならなくて良いそうです。 ----- 一六本舗は創業明治16年、 ハタダと六時屋は創業昭和8年、 創業年からいえば一六本舗が一番古いようです。 まあでもどれも古いですね。 この紫の布が今ないのですよね・・・ 以外にこの小道具が美味しそうに見せていますね。 (2014年11月01日 19時48分04秒)
タイトルを見て、ケーキ屋さんの一般的なタルトのお話かと思いましたが、このお菓子のことだったんですね。
たまに、パン屋さんで売っている、「シベリア」に似ていますね。 (シベリアっていうネーミングも、かなり意味不明ですが。) 以前、一度だけ食べたことがあるお菓子ですが、とても美味しかった印象があります。 ただ、お店の名前までは覚えていませんが。 ところで、ブログ村バナーの愛犬ちゃん(光君?)、 泳げるんですね!! ダックスは、なんとなく、泳ぎが苦手なのでは?と勝手に想像していました。 我が家の雑種ちゃんは、マッタク泳げません、足を水面に出して、バシャバシャと溺れます~。(^^); (2014年11月01日 19時48分16秒)
>タイトルを見て、ケーキ屋さんの一般的なタルトのお話かと思いましたが、このお菓子のことだったんですね。
>たまに、パン屋さんで売っている、「シベリア」に似ていますね。 >(シベリアっていうネーミングも、かなり意味不明ですが。) >以前、一度だけ食べたことがあるお菓子ですが、とても美味しかった印象があります。 >ただ、お店の名前までは覚えていませんが。 確かに似ていますね、シベリアはこのタルトを庶民化させたものだという説もありますが、シベリアは中部を中心に普及したお菓子で近畿圏、四国、九州ではほとんど普及しておりませんのでこの節には無理があるようです。 >ところで、ブログ村バナーの愛犬ちゃん(光君?)、 >泳げるんですね!! >ダックスは、なんとなく、泳ぎが苦手なのでは?と勝手に想像していました。 >我が家の雑種ちゃんは、マッタク泳げません、足を水面に出して、バシャバシャと溺れます~。(^^); > ----- 光君は海に行った時に砂浜に残されるのが嫌でついてくるようになり自然に泳いでおりました。 器用に泳ぎますが泳ぎ着くと爪を立てて登ります、 痛いです・・・ (2014年11月01日 20時34分59秒)
こんばんは。
私も、「これが、タルト?」と疑問を抱いていましたが、ラテン語のtorteからきているとのこと、知りませんでした。 これで、妻に自慢できそうです。 妻は、たぶん知らないかと・・・。 また、六時屋の名が長針と短針がまっすぐになる「まっすぐ正直な心で商売しよう」とのこと、これも自慢できそうです・・。(笑) (2014年11月01日 21時46分33秒)
こんばんは
タルトって勘違いしてました。有名も知りませんでした。 中が羊羹になってて緑色のなら買うけど中がののじに なってる一個づつ包装されてるの。生地はどらやき見たいの。 (2014年11月01日 21時57分25秒)
わ~い(#^.^#)
キャンパさん食べてみてくれたんですね(*^^)v ね、六時屋は濃厚だったでしょ! そうそう今はCMしなくなったけど 「針はまっすぐ正直に日ノ本名代のこのタルト」ってCMあったんですよ~! 懐かしい~(#^.^#) (2014年11月02日 00時11分19秒)
ilovecbさん
>こんばんは。 > >私も、「これが、タルト?」と疑問を抱いていましたが、ラテン語のtorteからきているとのこと、知りませんでした。 > >これで、妻に自慢できそうです。 >妻は、たぶん知らないかと・・・。 > >また、六時屋の名が長針と短針がまっすぐになる「まっすぐ正直な心で商売しよう」とのこと、これも自慢できそうです・・。(笑) ----- 松山のタルトは古い歴史がありますので・・・ オランダ語のtaart、ポルトガル語のtorta、 いろんな説がありますがどれもラテン語の焼き菓子を意味する tortaが語源となっているようです。 (2014年11月02日 11時56分31秒)
>こんばんは
>タルトって勘違いしてました。有名も知りませんでした。 >中が羊羹になってて緑色のなら買うけど中がののじに >なってる一個づつ包装されてるの。生地はどらやき見たいの。 ----- 一般的にはタルトといったらホール状の焼き菓子ですよ。 でも松山ではタルトといったらこれなんですよ。 (2014年11月02日 11時58分28秒)
>わ~い(#^.^#)
>キャンパさん食べてみてくれたんですね(*^^)v >ね、六時屋は濃厚だったでしょ! > >そうそう今はCMしなくなったけど >「針はまっすぐ正直に日ノ本名代のこのタルト」ってCMあったんですよ~! >懐かしい~(#^.^#) ----- 確かに濃厚な甘さでしたね・・・ もともとはジャムを巻いていたものが餡子に替わったのですから、最初はすごく甘かったのでしょうね。 幕末、文明開化の味、 当時はすごくハイカラなものだったことでしょうね。 (2014年11月02日 12時03分08秒)
>コメントの中に泳いでいるひかるくんのコメが・・・
>ほう、ほんとにお上手! >うちは・・・泳げないよ(笑) ----- 光君はわりとすぐに泳ぎました。 銅が長くて脚が短いから浮力を受けやすいんですかね~~ (2014年11月02日 21時40分43秒)
昭和28年ごろ、父の赴任先だった松山に住んでいました。両親は「タルトは六時屋が老舗で、一六は亜流」と言っていたような気がします。一六の方が後発組のようですが、宣伝上手なのでしょう、たくさんあちこちで見かけます。
なのでたまに旅行で行くと必ず六時屋のタルトを買うようにしています。 (2018年05月12日 22時31分35秒)
kurashiki-keikoさんへ
いや古いのは一六なんですよ、で私も県外からの出張組でしたので最初に一六を買いました、 六時屋は地元のブロ友さんに教えてもらいましてね。 地元では六時屋が結構好かれているようです。 どっちがいいとは言いませんが六時屋と一六本舗では味がかなり違いますね。 味は好き好きだと思います。 (2018年05月12日 22時41分50秒) |
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