『脳内ニューヨーク』'08・米
あらすじ人気劇作家ケイデン・コタードは、ある日突然妻と娘に家を出て行かれてしまう・・・。感想オスカー俳優『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマン『ブロードウェイと銃弾』のダイアン・ウィーストオスカー候補俳優『ギター弾きの恋』のサマンサ・モートン 『ブロークバック・マウンテン』のミシェル・ウィリアムズ 『マルコヴィッチの穴』のキャサリン・キーナー 『ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ』のエミリー・ワトソン その他、『マーゴット・ウェディング』のジェニファー・ジェイソン・リー『アメリカン・スプレンダー』のホープ・デイヴィス 『ラスト・アクション・ヒーロー』のトム・ヌーナン『さらば、ベルリン』のロビン・ワイガート『リトル・チルドレン』のセイディー・ゴールドスタイン等 『アダプテーション』等で知られる人気脚本家のチャーリー・カウフマンの監督デビュー作に相応しく実力派俳優大集合!インディペンデント・スピリット賞の新人作品賞 ロバート・アルトマン賞(アンサンブル演技作品賞)を受賞するなど、評論家には、すこぶる高評価なんですがかなり好みが分かれる作品だと思います。2度観たくなるハマった人は、そう感じると思いますけど2度と観たくないこのメンツなのに、殆ど客が入らなかった事からも明白のように、大多数がそう感じると思います『脳内ニューヨーク』公式サイトネタバレ感想マウスでクリックしながら、なぞって下さい。痙攣、貧乏ゆすり、ツバが出ないので食いづらい涙が出ないので涙液注入、病気のデパート(笑)のケイデンを演じたフィリップ・シーモア・ホフマンは流石オスカー俳優という熱演やったな。タトゥーだらけにし、ケイデンの娘を殺したマリア役は当初、ティルダ・スウィントンにオファーしたらしいが断って正解やと思う(笑)アデルに逃げられ、時間が止まったケイデンやけどルーペで見ないと見えない絵を描くアデルに対し巨大なニューヨークのセットを作ったケイデンとそら、別れるのも必然やな(^_^;)原題は『SYNECDOCHE, NEW YORK』、SYNECDOCHEはsailでshipを表すように一部で全体を、全体で一部を表す提喩法、代喩って意味らしく、題名から難解やな(^_^;)つまり、ニューヨークで人生を表してみましたって事で「誰一人エキストラじゃない、それぞれ人生の主役」色んな人がおるけど、誰も死を免れることは出来ず皆同じ人間で、人類みな兄弟、一日一善って話?(笑)倍速で2度目を観たら、1度目は気付かなかったストーカーのサミーが、あちこちで発見できたのでウォーリーを探せみたいで、おもろかった(笑)「あっちのヘイゼルを好きになれ」サミーがケイデンを演じ、サミーを別の役者が演じヘイゼルをタミーがって、ややこしや、ややこしや(笑)最初タミーが、エミリー・ワトソンだと気付かずサマンサ・モートンって双子?って思った(笑)10歳年上のエミリーの方がナイスバディやん!アンコ体型のサマンサには度肝を抜かれたけど(笑)時期的に出産前か出産後みたいやし、仕方ないか(^_^;)「もう君は僕の一部、呼吸と同じ」遠回りして結ばれたケイデンとヘイゼルだが結ばれた翌日にヘイゼルは死亡し、ケイデンが君が死ぬ前日、僕の人生最高の日を追体験できるからと1日の物語にすると彼女の携帯に伝言を残す場面は難解な作品の中で、最も分かりやすい場面やったかも。死をテーマにした作品やから、当然とも言えるけどやたら葬儀が多かったけど、それ以上に思ったのがウンコ多すぎ(笑)死に相対する生の象徴って事でウンコかな?(^_^;)ターキー(トルコ・七面鳥)で鳥インフルやパイプ(水道・煙草)、スツール(便・腰かけ)同音異義語の言葉遊びも多かったな。倉庫に再現されたニューヨークの街が廃墟と化し人々が倒れてる場面は、現実ではないのは明白やけど問題はどこまでが現実だったのかやねんけどラスト、冒頭の7時44分に戻り、そこは死だと言ってる事から、初めからケイデンは死んでいたっぽいよな。ヘイゼルが住んでる常に火事の家が不思議やったけど夢オチなら、全て納得できるしな。飛行機の隣の席にグラヴィスがいて、誘惑するが今起こった事が本に書かれていて、その後のページが真っ白だった場面とか、ケイデン目線の不可思議な現象なら、その部分だけケイデンの妄想のように思えるけど、全部が妄想である事を分かりやすくする為の火事の家な気がした。サミーも出てたアニメとか、テレビ番組すべてにケイデンが出てたのも、現実ではあり得んし17年も上演しない舞台に付き合うのもあり得ないしオリーヴの日記は英語で書かれてあるのに、病床のオリーブはドイツ語しか喋れないのもおかしいしなにより、中年デブのケイデンがモテモテなのが1番おかしいし(笑)、全て妄想なら辻褄が合う。 楽天以外の方はコメントにURLをお忘れなく♪TBは、承認後に反映されます。