カテゴリ:森田関連図書
私が毎日本を読むのはブログの投稿記事のネタを探しているのだ。
森田理論の琴線に触れるものはないかと鵜の目鷹の目で探しているのである。 1冊の本で一つも引っかからない本もある。そんな時はがっかりだ。 反対に1冊の本の中で5つも6つもテーマが見つかる時はうれしくなる。 ちなみに、本には著者の熱意や人間的な懐の深さのようなものがはっきりと現れる。 最初分からなくても、50ページぐらいを読むとしだいに現れてくるようだ。 読みたい本がたくさんあるので、「これはちょっと」と思う本はすぐに中断している。 さて、こういう読み方をしていると、読みっぱなしということはあり得ない。 以前は、「ああ、いい本だった」で終わっていた。 でも具体的にどこがよかったのかといわれると、出てこない。 読んだあと整理していないので、身につかないのだ。 実にもったいない読み方をしていたのだった。 今はどんな方法をとっているかというと、琴線に触れたところに、付箋を本の上部につけて読んでいく。 すぐにブログのテーマとして取り上げたいと思うものは、横に付箋をつける。 さらにその中でも重要なテーマは下に付箋をつけておく。 さらに自分の本にはマーカーや鉛筆でマークしていく。 読み終わると、付箋をつけた部分をA4用紙にページ数と要旨を書き出す。 その順序は下に付箋のついたもの、ヨコに付箋の付いたもの、上に付箋の付いたものの順序である。 面倒なようだが、この作業はとても重要である。 次に私が掴んでいる森田理論との比較検討を行う。 そして自分の感じたことをまとめていくのである。 文章を書き移したり、自分の考えを整理していくことは理論をしっかりと定着させていく上でとても意味がある。 特によい本は、2度、3度と読みかえしている。 また速読気味に読んでいたものを丁寧に読みかえすこともある。 期間を置いて読み返すと、以前は気がつかなかったことに関心が出てくることも多々ある。 それは自分が以前とは変化してきているからだと思う。 この作業を毎日3年間以上おこなってきた。すると大きな変化があった。 森田理論学習の中身がどんどん深耕できたのである。大変大きな気づきがあった。 3年前と現在とでは雲泥の差になってきたのである。塵も積もれば厚みを増すのである。 この作業をあと2年間は続けていくつもりである。 その間、どんな発見があり、どんな風に成長していけるのかとても楽しみである。 「生活の発見」誌の読み方も、このようにノートにまとめて、集談会などで感想を述べたりすれば、森田理論がより深まっていくと思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2016.03.24 06:34:57
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