カテゴリ:森田理論学習の進め方
今年の1月4日でこのブログは10年を超えることになります。
毎日投稿しながら最初に設定した目標をついに達成しました。 最初10年はとてつもなく長いと思っていました。 過ぎてしまえば「光陰矢の如し」でした。 この10年間を振り返ってみました。 毎日投稿することで、リズムのある規則正しい生活が身に付きました。 毎朝6時20分に目覚ましが鳴るのですぐに起きるようにしています。 冬は真っ暗、夏は朝日を全身で浴びています。 「早起きは三文の得がある」といいますがその通りだと思います。 この習慣は投稿するという目的があるからこそ可能になったのです。 次に自分でもびっくりするくらい森田理論の深耕ができたと思います。 それを生活の中で、縦横無尽に活かすことができるようになりました。 森田は表面的な学習をもう少し掘り下げたところに豊かな鉱脈のようなものが横たわっていると思っています。宝の山はそこに眠っているように思います。 それを日々見つけていくのが楽しみになりました。 高良武久先生は、10年一つのことに取り組んでいけば、その道の専門家になれる。それが自信になって、対人不安は気にならなくなるはずだといわれました。 これについては、いまだはっきりしたことはよくわかりません。 ただ森田理論学習に取り組んだ中で、一つだけ言えることがあります。 神経症はケガや折れた骨がくっつくような完治はしないのではないか。 神経質性格者に、大小さまざまな不安が次々と出てくるのは、どうすることもできないように思います。 生活に支障のない状態になれば、それでよしとした方がよいのではないか。 むしろ細かいことが気になるという性格を、実生活に活かしていくほうがより意味があるのではないか。 私は神経症が治るとは、頭の中で神経症的な不安のことを考える割合が、どんどん減っていくことだと思っています。 それが50%くらいになれば、もう治ったも同然だと思っています。 仕事や集談会の運営、趣味や野菜作り、老人ホーム慰問活動のこと等を考えることが多くなった時点で、一応神経症の克服宣言をした方がよいと思っています。 むしろ治り過ぎて尊大な態度になることの方が問題だと思います。 つぎに読書の習慣がつきました。本が大好き人間になりました。 1ヶ月に10冊から20冊は読む習慣がつきました。 1年で120冊から240冊です。 10年で1200冊から2400冊の本を読んできました。 読書はブログのネタを探すという目的を持って読んでいます。 森田の琴線に触れるところはすぐにキャッチできるようになりました。 本はほとんど市と町の図書館からネットで予約して借りています 本を読んでいると引用文献が紹介されています。 芋づる式に読みたい本が増えてきます。 先人の考え方や生きざまに接することは大きな喜びとなっています。 そして今やブログの投稿は、私の趣味、生きがいになりました。 最初は10年でやめる予定でした。 今は弾みがついて、今後20年は継続したいと思っています。 できれば命尽きるまでです。まさに生涯森田です。 ボケる暇はなさそうです。そのために体力をつけたいです。 現在、おおむね1ヶ月先に投稿する記事を今日書いています。 1か月間寝かしておいた原稿をアップする時、再度読み返して、「自分の書いた記事に自分自身で感動することができるかどうか」 投稿原稿は、そこを基準に考えていきたいと思います。 不十分なら書き直すか、ボツにするつもりです。 最後にみなさまの今年1年のご活躍とご健勝を祈念して年頭のあいさつといたします。今年も森田理論を大いに深めていきましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.01.01 06:41:34
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