カテゴリ:森田理論学習の進め方
フィギュアスケートの採点方法は、技術点(基礎点+出来栄え点)と演技構成点を合計して出している。
基礎点は難しい演技を選択すれば当然高くなる。 例えばジャンプのダブルアクセルの基礎点は3.3点です。 これがトリプルアクセル(3回転半)なら8点、4回転トーループは9.5点になる。 しかし、基礎点の高いジャンプを選択しても回転不足、転倒、演技の時間超過または不足があれば、出来栄え点で減点される。 出来栄え点はプラス5からマイナス5の11段階で評価される。 基礎点の高い演技構成でも、出来栄え点でマイナスされれば、点数は伸びない。 例えばトリプルアクセルを選択しても、出来栄え点でマイナス5点なら、3点にしかならない。 それよりも難易度の低いダブルアクセルを選択して、プラスの加点をもらった方が点数が高くなる可能性があります。 基礎点というのは、森田でいえば森田理論の理解度のことではないだろうか。 出来栄え点は、森田理論の活用・応用面と理解すれば分かりやすい思います。 森田理論を高いレベルで深耕していても、活用していなければ出来栄え点で大きく減点されてしまう。 森田の場合は、森田理論の理解度100点、活用・応用面100点。 合計200点で評価されると心得ておけばよいのではないでしょうか。 仮に森田理論の理解度テストで100点満点でもそれだけでは評価できない。 出来栄え点としてどれくらいの上積みが見込まれるのかが問題になる。 こちらが20点では、トータル120点どまりだ。 同じ120点を目指すならば。理解度テストで60点、出来栄え点が60点のほうが取り組みやすいのではないか。 ここで大事なことは、森田の理解度と活用・応用面のバランスがとれているかどうかです。 森田理論の深耕ばかりに偏っている人は、自己満足に終わる可能性があります。 森田理論を深耕することが問題だと言っているのではありません。 バランスをとりながら深耕することが大事だと言っているのです。 森田理論はよく車の両輪に例えられます。 両方が同じ大きさの場合のみ、前進することができます。 理論の車輪のみが大きくなると、応用・活用の車輪の周りを空回りするようになります。 活用・応用するためには、集談会に参加している先輩会員の取り組みが役に立ちます。 規則正しい生活、凡事徹底、仕事、家族や会社や友達との人間関係、趣味、日常生活の工夫、子育てなどに応用して、充実した生活を楽しんでいる先輩会員を大いに参考にさせてもらうことです。 先輩会員は喜んで教えて下さると思います。 広島県廿日市市 宮島山頂 弥山(みせん) お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2023.07.27 00:00:59
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