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2023.09.20
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カテゴリ:中国
ロシア、中国、北朝鮮が関係を深めている中で、日本の安全保障は危機ともいえる状況にあるわけで。
そして、あまりあてにできない韓国とちがって、台湾は最もあてにできる協調国ではないか・・・ということで『タイワニーズ』と言う本を復刻して読んでみます。


*********************************************************
図書館で『タイワニーズ』という本を、手にしたのです。
温又柔、余貴美子、陳舜臣、蓮舫など、この本が取り上げている在日台湾人がええわけです。


【タイワニーズ】

野嶋剛著、小学館、2018年刊

<「BOOK」データベース>より
日本は台湾を二度も捨てた。それでも彼らがいたから、強く、深くつながり続けた。在日台湾人のファミリーヒストリー。

<読む前の大使寸評>
温又柔、余貴美子、陳舜臣、蓮舫など、この本が取り上げている在日台湾人がええわけです。

rakutenタイワニーズ



女優の余貴美子が気になるので、見てみましょう。
p180~184
<客家の血をひく喜び 余貴美子>
「総理、ご決断を!」
「総理、撃ちますか、いいですか、総理!」
 ゴジラの襲来に右往左往する内閣のなかで、ただ一人、決然と実力行使を迫った映画『シン・ゴジラ』の花森麗子防衛大臣。戦闘準備を進める自衛隊に「頼んだわよ!」と呪文のように念じ、攻撃が失敗に終わると「うーん、総理、残念ですが、これまでです!」とスパッと言い切る潔さ。怪獣が主役の作品で、短いセリフしかなかったにもかかわらず、怪獣並みの迫力が、頼りない男性陣のなかで異様に際立っていた。

 どの映画でも、役柄は違いこそすれ、画面の中の存在感がやけに濃い。だから脇役でも光る。映画『おくりびと』では、「お願い、行ってあげてよ!」と、本木雅弘が演じた主人公に懇願する葬儀会社の事務員を演じた。『あなたへ』でも、失踪した夫の影を感じさせながら高倉健と出会う食堂の女将役としての演技が光った。

 女優・余貴美子は『おくりびと』『ディア・ドクター』『あなたへ』で日本アカデミー賞最優秀助演女優賞に輝いた。同賞の3度の受賞は彼女しかいない。
 画面に出るとスクリーンが引き締まる。美と迫力と影が同居する。そして、背骨に一本、何か太いものが通っている受有。
 これらが、余貴美子に対する私のイメージだった。

 明るさの裏側に何かの「物語」があることを予感させるキャラクター。俳優たちの演技力が落ちたといわれる今日の映画界で、監督たちにとっては、ぜひともキャストに加えたい女優となっている。

 実際に会ってみると、「アマリさんと今でも呼ばれますよ」とけらけらと笑い、聞いている方が拍子抜けするようなキャラクターだ。自分のことを誇張するような発言は、2回の計3時間におよぶインタビューで一度もなかった。聞き手としてはもう少しアピールしてくれても、と思わないでもないほど自然体で、控えめである。
 そんな人柄と、演技の力強さは、なかなか一つの像を結ばない。

<流浪の民の末裔に生まれて>
 彼女の一族は、戦前、台湾から日本へ「生きるため」にやってきた。
 そして、「流浪の民」と呼ばれる客家である。
 自分が客家であると対外的に語り始めたのはこの5年のことにすぎない。
 自らの源流に、余貴美子は、いま、自覚的に向き合おうとしている。客家の血について、余貴美子の言葉は、予想以上に明瞭だった。
「ニホンや台湾、中国というより、私は客家。そんな風に思っています」
 当代きっての名脇役の女優の心に、何かが起きている。
 客家は、中国の漢民族のなかで、独自の文化とアイデンティティを有する特殊な人々である。「客」には、お客さんという意味のほか、よそ者、というニュアンスがある。客家について「東洋のユダヤ人」といったたとえもある。

 その由来は、かつて中国の「中原」と呼ばれる、現在の河南省や山西省などにあたる地域に暮らしていたが、北からの異民族の襲来や内乱で故郷を追われ、定住の地を求めてさまよったグループであると伝えられている。

 日本社会では客家をめぐる一部の著書が世界中の客家が連携して何か国際的なビジネスや陰謀を展開しているイメージが根強く、「三大中国系国家のすべての権力者に、客家人が就いている。数百年前に中原を追われた客家が、今、中国人社会の中心へと戻ってきたのである」(高木桂蔵著『客家』)という「客家優秀論」に言及する傾向があった。
 この三大中国系国家とは、中国、台湾、シンガポールのことで、それぞれ鄧小平、李登輝、リー・クアンユーという客家の血統を持つリーダーを指している。
 確かに客家は学歴重視の価値観を持ち、勤勉で優秀な人材を多く輩出している。しかし、実際の客家は、慎ましやかで、控えめである。どちらかというと、社会の片隅にひっそりと生きている人々というイメージだ。

 統計上、台湾には人口比で客家人は1割強ぐらい存在していることになっている。だが、それほど客家人がいる感覚はない。社会のなかに溶け込み、消えているのである。
 総じて言えることだが、台湾ではエスニック・アイデンティティは必要がなければあえて問わない。なんとなくわかっている、という距離感がいいようだ。他民族、多族群(グループ)を抱えた土地の知恵だとも言える。


『タイワニーズ』5:客家の血をひく余貴美子
『タイワニーズ』4:台湾人と日本語文学
『タイワニーズ』3:陳舜臣(続き)
『タイワニーズ』2:陳舜臣
『タイワニーズ』1:温又柔





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Last updated  2023.09.20 01:14:56
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