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カテゴリ:投資一般
深夜現在、ニューヨーク証券取引所は反発しています。ユーロも上がり、原油も上がり、円安になっています。いよいよ怒涛のショートカバー・ラリーが始まるのでしょうか? (深夜零時現在、ダウ+2.1%、原油73.8ドル、円90.80円前後)
ただ、野球で言えば10連敗の後、先発全員安打でエースが10奪三振で完投勝ち、スコアが10対0の圧勝するぐらいのスカッとした締めくくりでなければ、連敗脱出の糸口がつかめないのと同様、これまでの売られ過ぎ相場からすれば、一気に3~5%ぐらいダウ平均がアップしないと、という気持ちはあります。
従いまして、まだ少し引っかかりは残ります。特にラスト20分ぐらいで一気に形勢逆転する傾向がここ数日見られるので...。朝起きたら3%急落だったりして。
今日の反発が「連敗脱出」になった場合、最優秀選手賞は、ガイトナーさんか、中国と言うことになりそうですね。 このユーロ危機にアメリカの大臣は雁首そろって「中国参り」かよ~ って思っていたら、
中国は 北朝鮮には厳しい姿勢で臨む ユーロを支援する
などという約束をしていたようですね。 (その代わりドル国債の価値を維持するという取り決めもあったようです。元切り上げどうするのでしょう?)
もっとも中国は手持ちのユーロの値下がりがいやなので、ポジショントークに過ぎないかもしれません。
一方、バーナンキ議長と比較して、存在感がすっかり薄れたガイトナー米財務長官は、中国から即欧州に飛んで、空売り規制とかわがまま言っているドイツをけん制し、ユーロが結束して市場の混乱を収めろ、と檄を飛ばしたそうですね。
単にタイミングが良かったのか、アメリカの言葉として響いたのか、こちらは「初ヒット」ぐらいの感じでしょうか?ガイトナーさんはこれまで、議員や金融機関に舐められているとまでは言わないものの、影が薄かった。クビ説もあったが?
案外「売り飽き」たので、買い戻しのタイミングを図っていただけかも?中国でもカタールでも何でもよかったのかもしれません。
一方、「中国参り」のついでに日本に来たクリントン国務長官等に辺野古を約束されてしまった日本。「対等外交」には程遠い。米国に対する中国の存在感は日本とのGDPの差以上に見せ付けられたような気がします。外交面では自民党時代の植民地感覚が抜けていませんのでガックリ。
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Last updated
2010/05/28 12:13:46 AM
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