外面はクールで　内面はベリーホットな男の日記

先日

どっかの焼き肉店？が食べログに対して

突然評価が急落したので売り上げが下がり

損害が出たことに対して

賠償請求が裁判で認められたという

報道がテレビなどで取り上げられていた

そして

お店を利用する側のお客も

店を選ぶ基準で食べログなどの評価を参考にしていることも

インタビューなどで報道されていた

この食べログなどの評価であるが

かなり複雑な評価基準（アルゴリズム）があるらしく

詳しくは企業秘密のようであるが

実際には食べログなどの運営側が簡単に操作できるしくみらしい

もちろんそんなことだろうということは

（言い換えれば正当な評価ではないことを）

たいていの人がわかっているだろうが

実際にはついついお店を選ぶ基準にしてしまっているのだ

このようなシステムは外国にもあるだろうし

同じように外国人も頼りにしているのかもしれないが

どうも

日本人は特にこのような評価に弱いというか

利用しがちで信用してしまっているように感じる

それだけ物事に対する主観が乏しいというか

個々の正当な評価判断ができないのか自信がない

というのが日本人の特徴のような気がする

本当にいいかわからないが

人がいいと言ったらいいと思ってしまう

そういった同調圧力に弱いような気がしてならない

おそらく食べログのようなシステムは

このような日本人の気質を利用しているシステムだろう

今はネット社会なので

リアルタイムですぐに人気のあるお店を調べられるが

少し前なら

ガイド本に載っているお店が

あたかも人気のあるお店のようにとらえられていた

しかし

ガイド本に載るお店は実は宣伝料を出版元に払って

掲載されていて

出版元はその広告料で出版し利益を上げている

食べログなどもネットを利用した同じような運営の仕方である

運営側にお金をたくさん払っているお店が評価が高くなりやすい

アルゴリズムになっているし

それが崩れたら

またプログラムを変更してカバーしているのだろう

昔

新婚旅行で小樽に行ったとき

お寿司屋さんを探していたところ

タクシーの運転手に

ガイドに載っていないお店に行きなさい

と教えられた

そして実際にお店まで紹介してもらったのだが

本当に良いお寿司屋さんだった

広告料を払わなくても本当によいお店は

プライドをもって良い品を提供しているのである

むしろお金で評価や知名度を買うようなお店は

たかが知れているということである

しかし

多くの日本人はそういったものを利用してしまう

まさに情報リテラシーが乏しいと言えよう

塾探しにも同じようなシステムがある

その地域の上位人気に上がるような塾は

言わずもがなである

大切なお子様の学習指導

本当に親として良い塾選びの目をもって選択してほしいものだと願う