カテゴリ:政治経済
麻生氏あいさつ回り ナチスを例に民主を牽制
この記事によると、昨日自民党の麻生太郎幹事長は国会内で江田五月参院議長を表敬訪問し麻生氏は「ドイツはナチスに『一度やらせてみよう』ということで政権を与えてしまった」と述べた、ようである。 これに対し民主党の小沢代表は 小沢代表が反論、民主は「ナチスどころか正反対」によると、 「民主党なんて、ナチスどころか正反対で、いつもバラバラだといわれているぐらい、非常に民主的な党だ。どういう思いで言ったのか理解できない」と反論した、らしい。 鳩山幹事長もマジで怒っているようだ。 私が民主党幹部なら以下の反論で切り返す。 「麻生氏の指摘は非常に深い示唆に富んだ発言で敬服致しました。ナチス政権が誕生した1933年のドイツの政治状況は今日の日本と似た点が多くあります。 まず選挙もせずに政権がころころ変わっていた事、不況とインフレが同時進行するスタグフレイションの状況にあった。政治・経済ともに危機的な状況の中、ドイツ国民は共産主義も政権与党の保守も信ずるに足らずの状況で選挙をしました。すると瓢箪から駒が出たようにナチスが第一党になって政権を担うに至りました。ナチスは議会において単独過半数を持たない少数与党の政権でしたから、当時のドイツ国民も周辺諸国もナチス政権は短命に終わると予想していました。 ところがナチス政権は、景気回復と増税なき財政再建に成功し、ドイツ国民はナチスを熱狂的に支持するようになったのです。もし1936年にヒトラーが死んでいれば、ヒトラーは偉大な政治家として歴史に名が残った事でしょう。 我々は歴史から学ばねばなりません。 それは、経験のない政党に政権を渡す事よりも一つの政党に長期独裁を許す事の方が桁違いにリスクが大きいという事実であります。」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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