カテゴリ:その他、世間話
今日、午後4:40~5:40の1時間に枚方で71ミリも雨が降った。わが家周辺に数十回雷が発生し、5分間停電した。
部屋を閉め切り雷鳴とどろく中で真っ暗になった。ステッィク型ウォークマンを聴いて気を紛らわせていた。 停電が回復した直後消費電力の大きいものは電源を落とし、卓上スタンドと扇風機だけを付けて雷雲が過ぎるのを待った。 神戸や東京での豪雨災害について改めて考えさせられた。 神戸や枚方では豪雨も大災害にはつながらない。しかし東京での豪雨は大災害になるおそれがある。 神戸は北に六甲山脈、南は海に面している。街全体が傾斜しているのできわめて水はけが良い。水はけが良すぎて河川の水位が急上昇したのだが、河川が氾濫したり住宅が浸水する恐れは少ない。枚方も淀川に沿って発展した街であるから、淀川自体が氾濫しさえしなければ大災害にはならない。 神戸や枚方は広範囲に500ミリぐらい降らないと大災害にはならない。局地的に短時間の豪雨が降っても大事には至らない。 しかし東京と大阪はもともと浅瀬であった海を埋め立てて作った街だ。元々水はけが悪い上に地下街や地下鉄が縦横に伸びている。局地的に豪雨が降った時、何十万人も被災する恐れがあるんじゃないのか? 都心部に局地豪雨が降る理由は幾つも考えられるが都市のヒートアイランド現象、近海の海水温上昇が主たる原因かと私は想像している。根本的には地球温暖化問題と言えよう。 神戸の場合、上流に豪雨が降ったら下流の河川敷から避難せよとの警報装置を付ける事になった。対策経費は1千万円以内ですむだろう。 けれど東京都心の共同溝でガス工事をしていた人が死んだ問題は深刻だ。都市機能維持コストが増大する。低コストで有効な対策を私の頭では想像できない。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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