カテゴリ:囲碁・検討
先週落雷による通信障害で本来ならば当方の不戦敗であったasutoronさんとの十番碁第二局が、午後9時から10時10分頃まで行われた。
途中、nipp先生も観戦に来られたがすぐに立ち去ったようだ。ずっと観戦されて検討も参加されたのはGoさんだけだった。五輪の野球とか見てる方が多かったと思う。 正直言うと不出来の碁だったので観戦者が少なくて有り難かった。第三局はマシな碁を打ちたいと本当に思う。 総譜(143手完 黒中押し勝ち) (ポイント1) 序盤早々酷いミスを打っている。黒の私がシチョウの見損じである。解説の必要もないのでスルーしたい。 (ポイント2) 黒29のカカリに対して白はコスミツケておけば実戦よりよかったような気がする。 勝負どころ(実戦 42~76手) (ポイント3)白、上辺の打ち込みを逸す 白42~52までは定石であるが、黒としては右辺も上辺も守りたいのだった。それが守れてしまったので黒が逆転したように思える。 黒55と守ったのは仕方ないとして、白56・60・64・68のどれでも69の一路上に打ち込みたかった。黒も65では69に守るのが急務だった。 (ポイント4) 白70では75に囲えばよかったのではなかったか? (ポイント5) 黒73が欲張り爺さんである。75と71の一子を軽く捨てるならば優勢だったはずなのに 73と担ぎ出したもんだから白の厚みが働いて、奈落の底へと落ちていったのだった。 (まさかの逆転図) 私は黒1~3とデギった時には投げる気でいた。白4では5の一つ上にカケツげば白中押し勝ちだった。黒5と切った時点では自分でも大逆転コースに入った事に気が付いていなかった。 まったくの拾い勝ちであった。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2008.08.17 00:55:27
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