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私は業務スーパーで週2回は買い物をする。
食パン68円、うどん・そば15円、豆腐33円など信じられない安さだからである。 輸入食材を見ると毒ギョーザ事件までは中国産ばっかしであったのが、どんどん輸入国が多様化してきている。ユーロ安の影響でユーロ圏とその周辺からの物が増えているし安いのだ。 例) カットトマト缶 425グラム入り 58円 イタリア産 パスタ 1.6mm 500グラム 98円 チュニジア産 トマトケチャップ 1kg 178円 トルコ産 イチゴジャム 900グラム 188円 エジプト産 かつては中国産が輸入されていたのに輸入国が替わった商品がある。 例) 蠣油 300グラム 108円 タイ産 はるさめ・米粉麺はベトナム産 中国産の冷凍野菜は3年前と比べると平均40%値上がりしている。 例) ニンニクの芽 500グラム 97円 → 138円 オニオンソテー 500グラム 138円 → 198円 イチゴ 500グラム 97円 → 138円 揚げナスビ 500グラム 128円 → 198円 為替でいえば3年前は1ドル110円、1人民元16円であった。 今は1ドル83円、1人民元13円である。人民元が20%も円に対して減価しているのだからユーロやその周辺国のようにもっと安い中国製品が入ってきてもよさそうだ。 日本での売価や為替を考慮すると中国の生活必需品値上がりはかなりキツイのではないか?。日本から見れば今までが安過ぎたのであって購買力平価が均衡しつつある・・と言えなくもないが中国の庶民は相当不満が高まっているはずだ。 70年代の石油ショックと狂乱物価の日本を思い出してみよ。日本は80年代から格差社会になった。不動産バブルと金融緩和によって貧富の差が一気に拡大した。 中国はいま日本の70年代と80年代の2つを同時に体験しているように思う。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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