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みんみんのざる碁日記

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2010.12.14
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カテゴリ:カテゴリ未分類
近年対局ソフトの進化が話題となっている。将棋はずでに市販ソフトが(並の)プロ級の棋力に達してしまった。
囲碁はどうか・・というとこちらはまだまだである。なんで将棋がプロ級なのに囲碁はアマ初~2段程度にとどまっているのか。

対局ソフトの部分的な読みの能力は高い。9路盤では私と互先である。
だけど19路盤では5子くらい置かせていい勝負になってしまう。
その理由は、アマ高段者をユーザーとして意識していないからである。
碁会所やネットでも相手が見つけにくい初段以下の棋力の方に買っていただこうという趣旨で商品化されているために、私みたいなユーザーが楽しめるような作りになっていないのだ。
将棋の対局ソフトは逆に私のような級位者は10年前の東大将棋で十分なのであって、激指の新作を堪能するにはたぬきねいりさん位の棋力が必要らしい。

囲碁ソフトの中身の話に戻る。現在の対局ソフトの弱点は、現時点での地合が優勢の場合、安全な手を選ぶことである。このためソフトは置碁の白は得意だが、黒を持つと極端にヘボくなってしまう。また形勢判断を伴う着手選択が弱点であるからコウが発生するとミスが出やすいのである。この2つの癖を計算して打つと5個以上置かせても勝負になってしまうのだ。

PCが間違えやすい局面を例示します。以下は私の実戦です。

第1図
 白2~4と黒7子が切断されました。さぁどうしましょう?
(補足)黒1は切られるのを軽視した悪手です。
ヒント1 上辺の黒はタダでは活きられません
ヒント2 下辺の2カ所の白は部分的には取れない形です。
PCは3カ所の詰碁を読む能力はあるんだけど、3枚のカードを組み合わせたパズル、全局的な判断能力に難があるのです






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最終更新日  2010.12.14 12:59:43
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