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東洋囲碁で9D同士の早碁を石葉で棋譜入力しながら観戦していました。
感心したのがこの局面です。 第1図 白地が多く優勢ですが、黒2とツケたこの線で止めれば黒もやれそうです。 白はどうするんだろう・・と思って見ていました。 第2図(実戦の進行1) 私は白1~5を見て驚きました。黒6と凄い所を出られていいの? でも白11を見て、あっと驚きました。黒がハマっているからです。 白は酷いサカレ形です。部分的には「あり得ない」打ち方です。 でも全局的に見ると白は黒を自分の一番強い所(◇の石)に呼び込んで 一番弱い石(☆の石)をカバーする事に成功しています。 第3図(実戦の進行2) 黒2のツケコシを無視して白3と打つのも何げないけど素晴らしいと思いました。 ただし白3は下からアテた方がよかったです。これも簡単だけど間違いやすい形です。 前図の白11は攻めるふりをしただけで、☆の石への攻めを緩和するための一手でした。2カ所のサカレ形が白の勝利を決定しました。 黒の攻めは空転しダメを打たされまくっています。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2010.12.19 05:07:55
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